内容説明
前著『アイ・アム・ヒッピー』刊行から11年。著者が真っただ中にいたヒッピー・ムーブメントやカウンターカルチャー、その担い手たちは、世紀末をどのように生きたのか。新しい世紀をどのように迎えたか。“お祭りポン太”を自称する著者が、各地フリークスたちの活動・イベントに参加し、自身の過ぎ去った日々を重ねながら綴った。
目次
東南アジアのフリークス
インドのフリークス
ヒッピー30年目の夏
レイヴとライヴを巡る旅
酸素吸入器は必要なのか
生と死のドラマはめぐる
ポストモダニズムという文脈
アメリカが問題なのか?
日本が問題なのだ
土壇場を迎えて
再びさらばふるさと
美濃のかたすみにて
最後の止まり木
著者等紹介
山田塊也[ヤマダカイヤ]
37岐阜県高山市に誕生。55高校中退後、磁器・画工。58京都友禅染・画工。60街頭似顔絵業。67コミューン運動“部族”結成に参加。71初のインド放浪。75奄美にコミューン“無我利道場”建設。82タイ・インド・イタリア放浪。83爆発物取締罰則にて逮捕。87ネイティヴ運動にて高山へ帰郷。92成田空港にて大麻取締法・関税法にて逮捕。94高山にて第1回個展。96反国体ステハリ事件にて逮捕。97ベトナム・タイ・インドの旅。99大麻取締法にて逮捕。00高山より穂積を経て秩父に移住
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