パレスチナ・ナウ―戦争・映画・人間

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パレスチナ・ナウ―戦争・映画・人間

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861821059
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0095

内容説明

横たわる死者たち、凄惨な「自爆テロ」、破壊された家屋、廃墟の映像と悲嘆の叫び…。パレスチナを外部の目はどのように捉え、世界に伝えたか。内部の目はどのように自らを見つめ、表象してきたか。映像化された作品を渉猟しつつ現地での長期滞在と人的交流を通して、戦渦に生きる人々の痛切の想いと日常を周密に描くパレスチナ・フィールドワーク。

目次

1 「テロ」の表象(ミュンヘンの灰、ハリウッドの黄金―スピルバーグの『ミュンヘン』への疑問;自爆攻撃に至るまでをめぐる二つのフィルム―『アルナの子どもたち』『パラダイス・ナウ』)
2 多元化するイスラエル(シオニズムと映画;メラーの裔―モロッコ系ユダヤ人をめぐる五つの断章;モハメッド・バクリの孤立)
3 パレスチナ映画とは何か(パレスチナ映画とは何か;ミシェル・クレイフィ―境界線を走る;ラシッド・マシュラウィ―待機の文法;エリア・スレイマン―消え行くものの記録)
4 戦争と映画(アラブ映画祭によせて;わたしはイラク映画をよく知らない;コソヴォで観る黒澤明;エミール・クストリッツァと奇跡)
5 パレスチナの表象と日本(若松孝二、足立正生とパレスチナ問題;日本映画とパレスチナ―『ガーダ』『OUT OF PLACE』『幽閉者』;岡本公三の肖像)

著者等紹介

四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学比較文化を学ぶ。ソウルの建国大学、コロンビア大学、ボローニャ大学などで客員教授・研究員を歴任し、現在は明治学院大学教授として映画史の教鞭をとっている。映画と文学を中心に、古典文学論からメディアとサブカルチャーまで広い領域で研究と批評活動を行なう。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、講談社エッセイ賞などを受賞。2004年に文化庁文化交流使としてイスラエルに派遣された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェコ

1
日本赤軍や岡本公三の話が興味深かった2016/04/08

林克也

0
イスラエルの構造、イスラエルの階層、ユダヤ教の現実、その他が理解でき、非常に参考になった。勿論パレスチナ映画の理解の足がかりにもなったし、映画を見てみたい。足立正生、若松孝二の素性、岡本公三の現状も分かり、よい読み物だった。2007/02/10

Ai

0
パレスチナを主題・舞台とした映画を通してパレスチナ問題を考察するという良書。それらの映画監督へのインタビューも必読。

惰性人

0
映画を通して、現在のイスラエル、パレスチナの現代を語る。そこには出自にまつわるユダヤ人同士の差別など、日本ではあまり語られることのない、社会の歪みが見えてくる。2009/09/13

偏頭痛

0
映画という切り口でイスラエルとパレスチナのことを書いた本。かなり読み飛ばし。モハマッド・バクリのとこは気になったので普通に読んだ。2009/03/04

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