目次
序章 山、命生む母性への祈り(白洲正子と山)
第1章 「比良」―琵琶湖を生み、そして見つめる山並み(比良の峰に宿るカミ;シコブチ明神―比良の恵みを運ぶ神 ほか)
第2章 「鈴鹿の山」―賑わいを生む山並み(龍神を生み見護る山の視線―綿向山;蛇神小野時兼の幻影―熊野神社 ほか)
第3章 「伊吹山」―荒ぶる、しかし優しき神の坐す山(日本武尊と伊吹の神;伊吹山護国寺と修験の山 ほか)
第4章 「己高山」―十一面観音が護る山(己高山と鶏足寺;十一面観音―それは水を生み出す女神 ほか)
著者等紹介
大沼芳幸[オオヌマヨシユキ]
1954年山形県新庄市生まれ。1982年私立佛教大学博士後期課程中退。1983年滋賀県教育委員会文化財専門職員採用、2011年滋賀県立安土城考古博物館副館長を経て、2015年より公益財団法人滋賀県文化財保護協会普及専門員。2016年「琵琶湖八珍の取り組み」に対して博物館活動奨励賞受賞。専門分野、琵琶湖をめぐる文化史を考古・歴史・美術・民俗・漁業・環境など幅広い視点から研究し、成果の普及活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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