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出版社内容情報
1960年代、物質文明に背を向けたヒッピーたちは南海の火山島や信州の高原にコミューン(共同体)を築いていった。幻覚剤LSD、愛と平和、ヒッチハイク、ロックとサイケデリック・アートから文化・社会現象として波及していった全過程を日本のヒッピー第1号が語り尽くす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshi
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ヤポネシアのヒッピー文化の生き証人のような山田塊也氏の遍歴。なかなかに濃密で、自叙伝かつ思想、文化論的な人生紀行文のような何とも形容し難い本になっている気がする。先日『セイクリッドラン』『ホピの予言』を観ましたが、今の時代、もう一度、ヒッピーなのかはともかく、何かしらのカウンターカルチャーが必要な気がするなあ。2014/09/07
G2
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日本のヒッピームーブメントの中心人物の一人だけあって、読み応え抜群の内容。私の世代からすると、当時行われていた諸々の社会運動なんかは世代のギャップというか社会に対する熱量の差を感じてしまうが、それは行き詰った現代社会を生き抜くヒントになりそうな気がする。著者の書くサイケデリックな絵はぶっ飛んでていて最高!2013/07/07