宝島社文庫
マイルス・デイビス自叙伝〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796616829
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0173

内容説明

20世紀の音楽…ジャズ。草創期から常にその中心にいて、“帝王”と呼ばれながらも絶え間なく変化を続け、ついにはジャズの範疇からも飛び出した天才。「オレがやっているのは、ただマイルス・デイビスの音楽だ」と豪語した男の実像は、厳しいまでの努力と強烈な自負心に裏打ちされていた…。マイルス唯一の自伝が、待望の文庫化(全2巻)!“バード”や“ディズ”とのNY時代から始まる第1巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バズリクソンズ

25
マイルスを知らずにモダンジャズを語ることなかれ。バード(チャーリーパーカー)はじめ数多のミュージシャンがクスリ漬けであった事実と、なぜに悉く一流との共演を果たすことができたのかは案外と紹介によるものであった事実には驚きであった。紹介によって一流と出会えるのはやはりマイルスというジャズ界の強力な磁場が形成されていたことと、生粋のコミュニケーション能力とマイルスが想像する音の素晴らしさによるものと思いきや案外と喧嘩等で上手くいかなかったセッションのエピソードも書かれていて興味深く読んだ。下巻も大いに期待。2023/12/09

ざれこ

21
マイルスの凄さは、成功してから書かれた自叙伝なのに、あの時のあいつは凄かった、影響を受けたと他の人をちゃんと認めて良さを吸収してるところです。俺様なのに謙虚。俺様サイコー!カッコいいです。ヤクで苦しんだり、黒人差別も受けながらも自分にしかできない音楽を追求するのも素敵。バードとかコルトレーンとかジャズやってたら誰でも知ってる有名どころがどんどん出てきてすごい時代だったんだなと。私はジャズちょっとかじったくらいやけどかなり楽しいので、よく聴く人ならそりゃ面白いと思います。逆に全く知らないとしんどいかもです。2017/12/10

Dai(ダイ)

19
当時の有名なミュージシャンがゾロゾロ出てくる。それにしてもジャンキーだらけ…。当時のジャズプレイヤーで酒も薬もやってない人はいないんじゃないか?ってくらい。当時や現代に噂された事の真相がマイルス自身の言葉で語られるとても貴重な本である。下巻をまだ入手する前に読み始めてしまい、上巻の最後に「この時オレは、本当にものすごい何かが起こると確信した。そして、それは、本当に起こったんだ。完璧なまでにな。」の言葉が気になって仕方がない。2014/09/06

Wan-Nyans

12
★★★★★

ceskepivo

3
オレは、音楽には境界なんかない、どう発展するかの制限もない、創造性になんの規則もないと考えてきた。どんな種類であれ、いい音楽はいいんだ。2022/12/29

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