内容説明
「イラク戦争」は終わらない。「小さな鳥」たちからのメッセージ。その鳴き声は、イラクの人たちの泣き声、僕らと同じ人間の泣き声だった。映画「Little Birds―イラク戦火の家族たち―」の監督が送るフォト&レポート。
目次
まえがき 「リトルバーズ(小さな鳥たち)からのメッセージ」
1章 空爆下のバグダッド―2003年3月
2章 幻の「戦後」と占領―2003年7月
3章 自衛隊が来る街サマワ―2003年11月
4章 開戦から一年―2004年2月
5章 日本人拘束・人質事件―2004年4月
6章 自衛隊と日本―2004年6月
著者等紹介
綿井健陽[ワタイタケハル]
ビデオジャーナリスト。1971年大阪府出身。1997年からジャーナリスト活動を始め、1998年からフリージャーナリスト集団「アジアプレス・インターナショナル」に所属。これまでに、スリランカ民族紛争、スーダン飢饉、東ティモール独立紛争、マルク諸島(インドネシア)宗教抗争、米国同時多発テロ事件後のアフガニスタン他を取材。2003年空爆下のバグダッドから、テレビ朝日系列「ニュースステーション」、TBS系列「筑紫哲也ニュース23」などで映像報告・中継リポートを行う。2005年、ドキュメンタリー映画「Little Birdsイラク戦火の家族たち」を全国でロードショー公開。2003年度「ボーン・上田記念国際記者賞」特別賞、第四一回「ギャラクシー賞」(報道活動部門)優秀賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。