内容説明
いまのアメリカのなかにある新しいもの、変化しつつあるもの、反逆のさなかにあるものなどすべての象徴になりうるもの、それが、ジェリー・ガルシアという人だ。彼のライフ・ストーリイを聞いてみると、彼は昔ながらのアメリカの夢の具現でもある。…私たちがジェリー・ガルシアからうけた啓示を、対談や座談のかたちで記録にのこしておけば、現代という時代の歴史にとってたいへんに貴重なものとなるのではないのか。1960年代におこったもっとも深い文化革命を理解するための手がかりになるのではないのか。ほとんど理解不可能になってしまった新しいアメリカのなかで自己を発見しようとしている人たちにとって、この記録は、価値を持つにちがいないと考える。
目次
1 新しい生き方を目ざして(一五歳でドロップ・アウトしてから;ロックンロールの直撃を受けて)
2 新しい生き方のなかで