内容説明
惑星アトランタに住む少女ラーラは、宇宙ヨットレース中に遭難。銀河辺境にはじき飛ばされた。救助を待つ間、近くにあった地球表面に降りて少年・少女と交流する。アトランタ星の科学力を使って自分を地球人であるかのように錯覚させながら、「外国人留学生」として日本の高校生活を体験した。淡い恋や友情を重ねたひと夏の貴重な経験を経て宇宙へと帰っていくラーラ。「あれ?ラーラっていたよね?何だったんだろう」一九七〇年代の社会状況描写とSFが交わるファンタジー。
著者等紹介
広小路敏[ヒロコウジサトシ]
1955年、岡山県生まれ。立命館大学法学部卒業。立命館大学などで司書として図書館業務に従事。ほかに大学入学試験改革や、ラジオ大阪OBC『立命敏感らじお』はじめ、文化放送、ABC、MBS、ラジオ短波などで受験生・青春相談DJを担当した。2021年に退職。『アトランタからきた少女ラーラ』が初の書籍出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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