内容説明
日本シャーロック・ホームズクラブに所属する筋金入りのシャーロキアンたちが「ホームズの世界」を縦横無尽に捜査し、101の項目から作品の魅力と長年の研究成果を明らかにする。ホームズ学の華麗なる冒険。
目次
アイリーン・アドラー
アイリーン・アドラーの履歴書
赤髪組合の質屋
赤髪組合のトンネルの謎
アルタモント
遺伝性疾患に対するコナン=ドイルの不安
イートン校
ヴァイオレット嬢
ウィンチェスター
ウォータールー発レザーヘッド行き列車〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
M2
3
ホームズ好きにはオススメの本です。 2013/05/19
左近
0
日本シャーロック・ホームズ・クラブの協力により、101のトピックについて、コラム形式で記述。今までレストレード警部はごっつい男のイメージで読んでたなぁ。最も印象的だったのは、コナン=ドイル(複合姓なのね)が妖精写真を信じたのは、一族の精神疾患が自分や子供達に遺伝するのではないかという恐怖に端を発していたらしいこと。【父親が精神病院で妖精の絵を描き続けていた→妖精が実在するなら、父親は異常者ではないかもしれない→自分が発狂する心配はない】というような論理かな。“偉人の汚点”という単純な話じゃないわけだ。2015/07/16
ありさと
0
101の項目を立ててホームズに関する研究を羅列する。2018/11/21