シャーロック・ホームズ 大陸の冒険

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シャーロック・ホームズ 大陸の冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787291547
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ベルリン、ウィーン、モンペリエ、そしてシカゴへ。ヨーロッパ各地やアメリカ大陸を舞台にした、ワトスンも知らないホームズの活躍。また、数々の事件の舞台裏やワトスンに打ち明けられなかった真実を語る「最後の手紙」など、ホームズの傑作外伝。

まえがき

1.エリーゼ・ヴァイゲルトの失踪
訳者のコメント1
(1)出会い
(2)別れ
(3)捜査
(4)再会
(5)決断
訳者のコメント2

2.第三の血痕
(1)オーストリア帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ
(2)マイアーリンクの悲劇
(3)現場検証
(4)ミハイルとの情報交換
(5)ホームズの結論

3.モンペリエの醜聞
(1)不正の疑惑
(2)試験問題作成の内幕
(3)答案用紙の確認
(4)金庫の管理
(5)シゲルソンの推理
(6)意外な事実
(7)キュリー夫妻

4.マスカレッリ家の葬式
(1)画商ジャン・マスカレッリ
(2)画家クロード・マスカレッリ
(3)ホームズの推理

5.退職した骨董屋
訳者のコメント
(1)「風の街」シカゴ
(2)秘密結社「古代アイルランド人民団」
(3)タイタニック号の悲劇
(4)謎の暗号文
(5)暗号解読法
(6)裏切り者に注意せよ
(7)殺人事件
(8)ヤギ髭の男

6.ナイアガラの謎
(1)アイルランド人秘密結社
(2)オブライエン支部長とオコナー副支部長
(3)同志フランク・

内容説明

ベルリン、ウィーン、モンペリエ、そしてシカゴへ―ロンドンを遠く離れてヨーロッパ各地やアメリカ大陸を舞台に繰り広げられた、ワトスンも知らなかったホームズの活躍を描く壮大な物語。

著者等紹介

水野雅士[ミズノマサシ]
1935年、大阪府豊中市に生まれる。日本シャーロック・ホームズ・クラブ会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

永田 誠治

1
水野雅士『シャーロック・ホームズ大陸の冒険』(青弓社)を読んだ。ホームズの事件には国外を舞台にしたものはほとんどなく、それは語り手であるワトソンが同行してなかったからだという解釈で綴られる短編パスティーシュ集。歴史上の人物や出来事に実はホームズが関わっていたという趣向が◎2012/06/08

ぽま

0
表題からも読み取れるように、特に舞台をイギリス外(欧州大陸or米大陸)においた短編パスティーシュ群。ほぼ全編に実在の人物が絡むため、シャーロキアンのみならず世界史に強い方ならばニヤリとさせられるのではないだろうか。また、このうちの『最後の手紙』は著者・水野氏の作ではなく、関矢氏の作品に加筆・修正したものとのことで、正典を強くオマージュした作品に仕上がっている。この一編はロマンス色があるので、好みが分かれるところかも知れないが、個人的には高評価したいところ。その他お気に入りは、『モンペリエの醜聞』。2012/03/07

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