近代日本の紋章学

近代日本の紋章学

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784787290694
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0095

出版社内容情報

モダンな幾何学的思考と邪悪なる精神──。江戸川乱歩、小栗虫太郎から小酒井不木、海野十三まで、ユートピアと戦争の時代を駆け抜けた冒険者たち、夢みるモダニストたちのまなざしをとおして、近代日本の場所を検証する精神の系譜学。

1 夢見るモダニストたち
 (1)空飛ぶ作家たち――浮遊と飛行のヒエロファニー
 (2)都市文化(モダンブランド)の買い手たち――あるいはモダニズムのイコノロジー

2 モダンの跳梁
 (1)謎の遠近法――江戸川乱歩の眼差しめぐって
 (2)小酒井不木と探偵王国
 (3)万有博士の二〇年代――医学、犯罪学、探偵小説、そして諸学の新しい波
 (4)海野十三と近代医学
 (5)結界のほうへ――小栗虫太郎的場をめぐって

3 喪失と逸脱のモダニズム
 (1)喪失の修辞学――牧野信一的眼差しをめぐって
 (2)預言と聖痕――海野十三の戦争小説について
 (3)南洋の神話学――南方ユートピアとゴジラ千年王国の夢

あとがき
初出一覧

内容説明

モダンな幾何学的思考と邪悪なる精神。乱歩、虫太郎から小酒井不木、海野十三まで、ユートピアと戦争の時代を駆け抜けた冒険者達の夢見る眼差しを通し、近代日本の場所を検証する精神の系譜学。

目次

1 夢見るモダニストたち(空飛ぶ作家たち―浮遊と飛行のヒエロファニー;都市文化の買い手たち―あるいはモダニズムのイコノロジー)
2 モダンの跳梁(謎の遠近法―江戸川乱歩の眼差しをめぐって;小酒井不木と探偵王国;万有博士の20年代―医学、犯罪学、探偵小説、そして諸学の新しい波;海野十三と近代医学;結界のほうへ―小栗虫太郎的場をめぐって)
3 喪失と逸脱のモダニズム(喪失の修辞学―牧野信一的眼差しをめぐって;預言と聖痕―海野十三の戦争小説について;南洋の神話学―南方ユートピアとゴジラ千年王国の夢)

感想・レビュー

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さめ

0
文芸評論2016/02/29

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