内容説明
音楽評論家にして名盤復刻レーベルを主宰する著者が名盤・奇盤を世界中から収集し、レビューはもちろん演奏家たちのエピソードや業界の裏事情などのおもしろ/びっくりの話題を語る。深い造詣から繰り出す批評が、読む者をクラシックの深淵に誘う。
目次
驚愕!半音低いシュヴァルツコップの『4つの最後の歌』(リヒャルト・シュトラウス)
プラハで聴く小林研一郎とチェコ・フィルハーモニー管弦楽団
クリストファ・N・野澤をしのぶ
悪用されているデジタル技術
戦前のベルリンで活躍した指揮者、オスカー・フリート
テオドール・クルレンツィスを検証する
プロデューサー、川口義晴のこと
夭折の女性チェリスト、アニア・タウアー
美輪明宏とカルロス・クライバー
世界で最初にメトロノーム演奏をおこなった、アルバート・コーツ
黒柳徹子とチェリビダッケ
アーノンクールについて、懐かしさと戸惑いと
トスカニーニの記念の年に
フランス・ターラの主宰者ルネ・トレミヌ
ムラヴィンスキー研究の第一人者・天羽健三のこと
ジョージ・セル、好きではないけれど、やはりすごい
ブルメスターと「幻の長時間録音」
伝説のプロデューサー、ジョン・マックルーアとの関わり
世界最古のベートーヴェン『「田園」交響曲』を聴く
ボッセとベルグルンド
悲運の指揮者、レオ・ボルヒャルト
カレル・アンチェルの著作から
ムラヴィンスキーのチャイコフスキー『後期3大交響曲集』を再検証する
フルトヴェングラー・ドイツ帝国放送局1939-1945
追悼、スクロヴァチェフスキを中心に
ジョン・ハントのディスコグラフィー
映像によるクレンペラーのベートーヴェン『交響曲全集』
伝統の響き、フランツ・コンヴィチュニー
ホルストの『組曲「惑星」』、公開初演100年記念
ベートーヴェンの交響曲の反復記号について
録音黎明期のオーケストラ録音からみえてくるもの
お徳用盤は、結局のところお得ではない?
CD制作手記
安倍政権とTPP
著者等紹介
平林直哉[ヒラバヤシナオヤ]
1958年、鳥取県生まれ。音楽評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コチ吉
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Teo
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