内容説明
宝塚の地に咲き誇る一輪の白いバラよ、いつまでも―。凛とした美とたたずまいで多くのファンを魅了した永遠の男役・春日野八千代。歌劇団に身を尽くした生涯を数々のエピソードとともに振り返り、心からの感謝と哀悼の意を捧げる。
目次
白いバラよ、永遠に
ジェンダーを越境する「究極の男役」
宝塚少女歌劇と宝塚歌劇をつないだ人
春日野八千代の歩み―点景としての記憶を交えて
春日野八千代と宝塚歌劇―戦時期から戦後にかけて
春日野八千代、悠久の大河
春日野八千代と私―春日野八千代写真展をめぐって
不変なるものの魂―宝塚の象徴・春日野八千代が遺したもの