「戦後」日本映画論―一九五〇年代を読む

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787273246
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

社会状況が激変した敗戦・占領期から高度成長期に至る直前の1950年代―当時の日本映画に潜在する政治性とダイナミズムを、映画作品、それを支えた技術、産業、観客を細やかに読み解くことで明らかにする。絶え間なく創造され続けた「戦後」イメージを多角的に問い直す論考集。

目次

多様な日本の「戦後」、そしてその歪み
第1部 資本主義と会社主義―サラリーマンの時代((再)定義される労働力―貫戦史でのサラリーマン映画
社長シリーズから「戦後」をみる―資本・人脈・身のならい)
第2部 社会問題と不安―社会的なるもの、個人的なるもの(同伴者のポチョムキン―山村聰『蟹工船』が描いたもの;原水爆、家長、嫁―『生きものの記録』(一九五五年)における「私」の自壊 ほか)
第3部 「時代」劇と時代精神(『忠臣蔵』映画はなぜ昭和三十年代に黄金期を迎えたのか;『明治天皇と日露大戦争』(一九五七年)の「戦後」観客)
第4部 アニメーション―その日本的なるものと世界的なるもの(戦前から戦後におけるアニメーションのスタイルの変遷―東映動画を中心に;「アニメーション」の誕生―一九五〇年代日本における海外アニメーションの受容とその影響)
第5部 技法をめぐって―音楽・演出・テクノロジー(『赤線地帯』の十二音技法―溝口健二と戦後日本の現代音楽;総天然色映画の超克―イーストマン・カラーから「大映カラー」への力学)

著者等紹介

ワダ・マルシアーノ,ミツヨ[ワダマルシアーノ,ミツヨ]
カールトン大学(カナダ)芸術文化学部准教授、国際日本文化研究センター客員研究員(2010‐11年)、京都大学大学院研究科招聘外国人研究員(2012‐13年)。専攻は日本映画、映像文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。