問答無用のクラシック

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問答無用のクラシック

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787272270
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0073

出版社内容情報

カルロス・クライバーらの演奏家を俎上に載せ、『魔笛』『蝶々夫人』などのオペラを厳しく採点し、「バレエをいやがる男たちの心理」を語る。レクイエムの現代の意義を説き、巨匠幻想をぶち壊す。許イズムで「クラシックの現在」を縦横に語り尽くす快作!

第1章
カルロス・クライバーを悼む
ヴァントを悼む
フルネの引退
ザンデルリンクの引退を惜しむ
『チェリビダッケの庭』
スヴェトラーノフについて
ベームの『田園』
朝比奈隆とは何なのか

第2章
大野和士の「正しさ」
大野和士の『エレクトラ』
マゼールの恐ろしさ
エピソードにあらがって――カルロス・クライバーについての覚え書き
ファジル・サイのCD
ジュリーニとチョン
カリスト・ビエイト――オペラの破壊者、あるいは反ヒューマニズムのオペラ

第3章
ドレスデンの教養と洗練
ベルリンの自意識
巨匠幻想
ドイツのオーケストラと名指揮者たち
コンサートホールへの道
録音について
美しいいじめの国、日本
現代におけるレクイエムの意義
スピーカーを買った
終末幻想

第4章
『メリー・ウィドウ』の悲しさ
ルルの悲惨
『蝶々夫人』(二期会)の再演に寄せて
ヴィオレッタの神
コンヴィチュニーの『魔笛』
バレエ指揮者って何?
オペラとバレエ
どうして男はバレエを見に行かないのか――男の誘い方試論、または「深い意味」の勧め

第5章
探偵と正義の味方
『パタリロ!』は優雅に
ひとりぼっちのパタリロ
トーマス・マンの日記に寄せて
香港返還の前に
ホテル雑感
架空庭園

あとがき

内容説明

カルロス・クライバーやギュンター・ヴァントらを悼み、大野和士の「正しさ」を称揚する。朝比奈隆に引導を渡し、コンサートホールまでの道のりに思いを馳せる。ますます弛緩するクラシックの世界に斬り込んで渾身の一撃を加える。

目次

第1章(カルロス・クライバーを悼む;ヴァントを悼む ほか)
第2章(大野和士の「正しさ」;大野和志の『エレクトラ』 ほか)
第3章(ドレスデンの教養と洗練;ベルリンの自意識 ほか)
第4章(『メリー・ウィドウ』の悲しさ;ルルの悲惨 ほか)
第5章(探偵と正義の味方;『パタリロ!』は優雅に ほか)

著者等紹介

許光俊[キョミツトシ]
1965年、東京都生まれ。慶應義塾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

訪問者

3
相変わらず過激な許先生のクラシック評論である。中でも 「録音について」はライブと録音についての卓見であり、この問題についてこれほど明確な文書をこれまでに読んだことがない。ライブと録音の問題を考える人にとっては必読だろう。2020/01/31

deerglove

0
毀誉褒貶の激しいクラシック評論界の異端児?が40代になっていくらかマイルドになった文章をまとめた本。正直全体としての統一感には欠けるが、あらためて気づかされたのは、かなわぬ世界への憧れ、至高の芸術を求める心が自分にすっかり欠如してしまっていることだった!様式や形式、修練や反復、技巧や洗練を突き詰めた先に滲み出てくるもの、それをキャッチするためには己のアンテナを研ぎ澄ますことが不可欠だと再認識。要は、ナマの体験を増やせということね。2012/09/21

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