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出版社内容情報
商業主義にまみれた日本の音楽シーンに突如現れた椎名林檎。彼女の音楽は生きざまであり、魂をこめた表現だ。デビューから現在までの全活動を記録した感動のドキュメント。ファン同士の会話のような親しみをこめて描かれた椎名林檎の音楽世界。
プロローグ 玩具にされた林檎
1 生きることが無罪である証
(1)一度栄し者でも必ずや衰えゆく
(2)白昼夢に落下していく不確実な日常
(3)生きることは葛藤を味わうこと
2 多面体を超脱したライヴ
(1)何卒何卒のインストア・ライヴ
(2)全国ツアー――沸点越えのライヴハウス
(3)延期になったライヴ――林檎の原風景
(4)野外ライヴ――華麗なる仕掛け
(5)学園祭――鉄格子から無数の林檎が見える
(6)極秘ライヴ――等身大の自分を求めて
3 シンメトリーの美学
(1)葛藤する精神の階層を越えて
(2)日常の断片を超えたドキュメント
(3)中心点『罪と罰』――林檎の基準値
4 プレミアライヴ・自己埋葬の儀式
(1)純白の病院セットと林檎の死
(2)裸の椎名――発育ステータス
(3)ロック史上前代未聞の会場――真夏の夢
(4)終焉へのシークレットライヴ
エピローグ 新生林檎の行方
DISCOGRAPHY
LIVE/CONCERT LIST
内容説明
商業主義にまみれた日本の音楽シーンに突如現れ、真実の音楽を追究しつづけた林檎。デビューから現在までの全活動を記録した感動のドキュメント。
目次
プロローグ 玩具にされた林檎
第1章 生きることが無罪である証
第2章 多面体を超脱したライブ
第3章 シンメトリーの美学
第4章 プレミアライブ・自己埋葬の儀式
エピローグ 新生林檎の行方
著者等紹介
落合真司[オチアイシンジ]
1964年、大阪府生まれ。1986年、追手門学院大学経済学部卒業。著書に『中島みゆき観測日記』『ユーミン・恋愛風景論』『中島みゆき・夢見の技法』『中島みゆき・愛に行く者へ』『中島みゆきデータブック』『風俗裏日記』『中島みゆき・言葉の向う側』『中島みゆき・円環する癒し』(いずれも青弓社)ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。