中井正一とその時代

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中井正一とその時代

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787271204
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C0070

出版社内容情報

視覚文化が決定的な変容を迎えた1930年代の美学者・中井正一の刺激的理論を、ベンヤミンや瀧口修造と対照しながら紹介する意欲的な評論。実践的な立場から論じられた中井の映画やデザインの理論は、現在でもなお有効である。図版多数。

1 眼差しとしての〈レンズの見かた〉
 (1)〈機械美〉の具象化
 (2)ダダ/ロシア・アヴァンギャルド/原弘
 (3)「光画」の時代

2 〈印刷せる言葉〉とティポフォト
 (1)〈見ること〉の意味
 (2)「プレスアルト」と周辺
 (3)写真と印刷文字

3 複製と〈集団的性格〉
 (1)写真の物神化
 (2)〈アウラ〉と〈光〉
 (3)ルポルタージュとモンタージュ

4 映像と現実・主観と客観
 (1)内田百閒と〈映像〉
 (2)ノイエ・ザッハリッヒカイトの美学
 (3)〈記号〉としての写真

5 春のコンティニュイティー
 (1)〈映画語〉の誕生
 (2)絵画の不安
 (3)没入論と射影論
 (4)光のモンタージュ

6 映画と〈委員会の論理〉
 (1)認識論的モンタージュ
 (2)〈横断面〉と批判機能
 (3)大衆文化の神話作用

7 身体・スポーツ・建築
 (1)スポーツの美学
 (2)キュビスムから工業製品へ
 (3)標準的な存在としての〈身体〉

8 具象と抽象、個と集団の亀裂
 (1)射影像と想像力
 (2)絵画の危

内容説明

世界中を“機械の美学”が席巻し、純粋美術と商業美術が融合した複製技術時代、映画が記憶を代表しはじめる。―美学者・中井正一の論考を視座に据え、視覚文化が決定的な変容をみせた1930年代の日本の美術・思想状況を見通す。

目次

第1章 眼差しとしての“レンズの見かた”
第2章 “印刷せる言葉”とティポフォト
第3章 複製と“集団的性格”
第4章 映像と現実・主観と客観
第5章 春のコンティニュイティー
第6章 映画と“委員会の論理”
第7章 身体・スポーツ・建築
第8章 具象と抽象、個と集団の亀裂
第9章 批判理論としての“レンズの見かた”