宝塚迷走録

宝塚迷走録

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787271082
  • NDC分類 775.4
  • Cコード C0074

出版社内容情報

姿月あさと、真琴つばさ、花總まりなどのトップスターから若手まで各組各16人と、真矢みき、麻路さき、風花舞などの退団者10人、そして、小池修一郎、正塚晴彦、荻田浩一などの演出家15人をとりあげて、迷走する宝塚の「いま」を徹底批評。

1 花組
 (1)愛華みれ 最初のカードがババだなんて!
 (2)大鳥れい ある日突然賢夫人
 (3)匠 ひびき 律義は芸のためならず
 (4)伊織直加 人間は考える葦でなきゃ
 (5)春野寿美礼 花の華。いえいえ、宝の華
 (6)水 夏希 濃いめのなつめ
 (7)矢吹 翔 うまくなってこそ上級生
 (8)大伴れいか 重々しさだけじゃつらくなる
 (9)渚 あき かたわらに咲くタンポポ
 (10)楓 沙樹 色気もコクもコッテリと
 (11)幸美杏奈 まだまだ宝の持ち腐れ
 (12)鈴懸三由岐 一芸だけではもったいない
 (13)瀬奈じゅん 何はなくともまず笑顔
 (14)彩吹真央 小粒なれども味は佳し
 (15)舞風りら 上げたり下げたり困ったり
 (16)蘭寿とむ 山高くして明朗快活

2 月組
 (1)真琴つばさ 月見草の憂い
 (2)檀 れい 劣等生の星たらん
 (3)紫吹 淳 不在による存在の証明
 (4)初風 緑 いい人こそ本質
 (5)汐美真帆 吹く風はつらくとも
 (6)大空祐飛 男役ヌーボー
 (7)霧矢大夢 人事を尽くせば天命も変わるやん
 (8)大和悠河 このみで、洒脱が命
 (11)未来優希 すべてに本格!
 (12)愛 耀子 女将役名人街道一直線
 (13)貴咲美里 遊女に客は惚れたといい
 (14)すがた 香 ガッチリ&ネチネチの敵役候補
 (15)紺野まひる いまはただ歯ばかり目立つ
 (16)蒼海 拓 どうせ進むなら二筋道?

4 星組
 (1)稔 幸 白鳥なれど街育ち
 (2)星奈優里 赤いベベ着りゃかわいい人魚
 (3)絵麻緒ゆう 泣きべそ顔の万年貴公子
 (4)彩輝 直 いじめたくなるボクって変?
 (5)音羽 椋 筋道立ってこそ魅力あり
 (6)羽純るい 欲しいものは役者の凄み
 (7)秋園美緒 売り物は清潔感
 (8)妃里梨江 娘役より女役
 (9)朋 舞花 ボケと意地悪の二丁拳銃
 (10)にしき 愛 淡彩にして若さあり
 (11)朝峰ひかり 男役も見た~い!
 (12)大洋あゆ夢 映画でいえばジョン・フォード
 (13)高央りお 小味なセットアッパー
 (14)司 祐輝 宝塚の山崎清介
 (15)朝澄けい 気概ありてこそ
 (16)真飛 聖 上りはずっと螺旋階段

5 宙組
 (1)姿月あさと 永遠なる童心
 (2)花總バランス感覚
 (4)岸 香織 真面目に不真面目だった人
 (5)小乙女 幸 カルチャーショックの欠如
 (6)千秋 慎 さらば愛しき友よ
 (7)詩乃優花 古きよき花組の絆とともに
 (8)万理沙ひとみ 彼女が自分で決めたこと
 (9)星野 瞳 「腐れミカン」に愛をこめて
 (10)大鷹つばさ 早すぎた自叙伝

7 演出家
 (1)植田紳爾 恥は恥なり
 (2)柴田侑宏 恋愛至上主義の衰退?
 (3)正塚晴彦 いまはただのお局好み
 (4)小池修一郎 永遠なる男の子の夢
 (5)酒井澄夫 ドラマは冷や水
 (6)草野 旦 鴨川の清き流れをいまぞ知る
 (7)三木章雄 老いて学ばざるは勇なきなり
 (8)太田哲則 不親切なる名伯楽
 (9)谷 正純 真意は「オレの大和路」にあり?
 (10)石田昌也 ド中年オッサン感覚
 (11)中村一徳 いまやレビューの王道を担う
 (12)荻田浩一 矢代鴻抜きでも十分異能
 (13)植田景子 なんでもありはなんにもなし
 (14)児玉明子 致命傷は無神経
 (15)謝 珠栄 空間との試行錯誤

あとがき

目次

花組(愛華みれ―最初のカードがババだなんて!;大鳥れい―ある日突然賢夫人 ほか)
月組(真琴つばさ―月見草の憂い;檀れい―劣等生の星たらん ほか)
雪組(轟悠―エスプレッソ男役;月影瞳―正解は意外や「姐御芸」 ほか)
星組(稔幸―白鳥なれど街育ち;星奈優里―赤いベベ着りゃかわいい人魚 ほか)
宙組(姿月あさと―永遠なる童心;花總まり―こわいもの知らずの幸福知らず ほか)
退団者(真矢みき―新しくて古かった;麻路さき―ビクともしないあの潔さ ほか)
演出家(植田紳爾―恥は恥なり;柴田侑宏―恋愛至上主義の衰退? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

2
落語ファンにはお馴染みの著者がかつて宝塚歌劇の公演/生徒/演出家評を書いていたというのをネットで知り、読んでみた。演出家には手厳しく生徒には良い塩梅の辛口で、バランス良し。十数年前の本なので、特に生徒さんに関してはほぼ未知の方ばかりだけれど、読んでいてその舞台姿を見たくなる方多数。これは好評を得た方ばかりでなく、鋭く突っ込まれてるジェンヌさんも同様。2014/07/15

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