出版社内容情報
シェイクスピア作品の連続公演、名作の誉れが高い『ノバ・ボサ・ノバ』の再演、そして、新人作家のデビュー・ラッシュが話題を呼んだ1999年のラインナップを考察する特集と、退団した風花舞の舞台を振り返る小特集。公演評も充実。
1 特集 99ラインナップ、これでいいの?
(1)世紀末のラインナップを考える 小竹 哲
(2)星組版『WEST SIDE STORY』、夢想ののちに 上念省三
(3)『ノバ・ボサ・ノバ』再演考――注目!いま甦る鴨川作品 守山実花
(4)未知との遭遇――デビュー・ラッシュの新人作家たち 鶴岡英理子
(5)植田紳爾にもの申す……作家の顔と理事長の顔と 荒川夏子
(6)シェイクスピアは宝塚向きの素材だろうか?――喜劇路線、ファンタジー路線の課題 川崎賢子
(7)バウホールの主演考 林 優香子
(8)沙翁の書き換え 石井徹也
2 小特集 サヨナラ風花舞
(1)風花舞――ダンスの魅力 田中マリコ
(2)『LAST STEPS』 M2
(3)ギンちゃんのグチ 石井徹也
3
(1)男役の背中というもの 麻路さきというスクリーン 上念省三
(2)麻路さきサヨナラ公演干秋楽1日レポート Momoko N.
(3)この世界での立ち方 ありがとう綾咲成美 上念省三
(4)『浅茅が宿』考 小竹 哲
(5)胎動の予感 変貌する若手分布図を読む 鶴岡英理子
(6)中マリコ/小竹 哲]、『春ふたたび』『サザンクロス・レビュー』[石井徹也]
5 新人公演評
(1)大空の余裕、久遠の艶 石井徹也
(2)確かに途上ではある 上念省三
6 投稿
7 スポットが消えたあとで――6
花總まりの涙 上念省三
8 宝塚の音楽――6
高橋城先生の音楽 小竹 哲
9 宝塚OBたちの話――6
春風ひとみ 石井徹也
執筆者紹介
目次
特集 ’99ラインナップ、これでいいの?
小特集 サヨナラ風花舞
男役の背中というもの 麻路さきというスクリーン
麻路さきサヨナラ公演千秋楽1日レポート
この世界での立ち方 ありがとう綾咲成美
『浅茅が宿』考
胎動の予感 変貌する若手分布図を読む
宝塚音楽学校第八十五期生文化祭レポート
宝塚生徒の屋号遊び
公演評(98年10月~99年2月)〔ほか〕