出版社内容情報
圓田 浩二[マルタ コウジ]
著・文・その他
内容説明
「楽園」イメージの一方で、移住者の排除、島文化の衰退と過疎化、サンゴ礁の減少などの問題が山積する沖縄。それらが交錯する地点にダイビング産業がある。ダイバーでもある著者がフィールドワークを積み重ね、本土との差別もからむ複雑な経済的・文化的関係を背景にした沖縄のレジャースポーツの歴史と観光産業、自然保護の実態を浮き彫りにする。
目次
第1章 日本のスクーバダイビングの歴史
第2章 座間味村にダイビング観光が誕生―誰がいつ始めたのか
第3章 「ダイビングの島」の発展と変容―沖縄への県外移住者たち
第4章 排除と共生―座間味村のダイビングショップ問題
第5章 ダイビングポイントを守る
第6章 慶良間諸島国立公園の誕生
第7章 現代人はなぜダイビングにはまるのか
著者等紹介
圓田浩二[マルタコウジ]
1969年、兵庫県生まれ。沖縄大学経法商学部教授。専攻は地域社会学、観光社会学、文化社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。