“サラリーマン”の文化史―あるいは「家族」と「安定」の近現代史

個数:
電子版価格
¥4,400
  • 電書あり

“サラリーマン”の文化史―あるいは「家族」と「安定」の近現代史

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 13時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 471p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787235091
  • NDC分類 361.84
  • Cコード C0036

出版社内容情報



鈴木 貴宇[スズキ タカネ]
著・文・その他

内容説明

「ありふれた一般人」という集合体として語られがちなサラリーマン。彼らが生きた各時代の文化表象には、どのような心情が反映されてきたのか。写真、漫画、映画、文学作品という虚構の背後にそびえる社会状況をサラリーマンの視点から読み解く。

目次

序章 “サラリーマン”をめぐる言説―あるいは、彼らはどこから来たのか
第1章 “サラリーマン”前史としての一八七〇年代から一九一〇年代―士族、立身出世主義、そして煩悶青年
第2章 ベル・エポックあるいは小市民のユートピア―「文化住宅」という装置と大正時代のサラリーマン
第3章 蒼白きインテリたち―モダンボーイ、マルクスボーイ、サラリーマン
第4章 戦後民主主義の恋愛―敗戦後のサラリーマンたち
第5章 家庭と組合のはざまで―銀行の労組活動と文化運動
終章 漂泊への決別、あるいは「平凡なサラリーマン」として生きることの覚悟―山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』論

著者等紹介

鈴木貴宇[スズキタカネ]
1976年、埼玉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得満期退学(学術博士)。東邦大学准教授。専攻は日本近代文学、日本モダニズム研究、戦後日本社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。