青弓社ライブラリー<br> 1970年代文化論

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青弓社ライブラリー
1970年代文化論

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  • サイズ 46判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787235084
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0336

出版社内容情報



日高 勝之[ヒダカ カツユキ]
著・文・その他/編集

内容説明

“政治の季節”だった1960年代と、大衆消費社会の進展やバブル文化の開花に特徴づけられる80年代に挟まれた70年代の文化がもつ特性とは何か。映画、テレビ、音楽、雑誌、アート、社会運動などを横断的に検証し、新自由主義、新左翼、ポストモダン、戦後民主主義が複雑に交錯した文化の深淵に迫る。

目次

みえにくい一九七〇年代
第1部 家族・若者・中高年(「からかい」からみる女性運動と社会運動、若者文化の七〇年代―雑誌「ビックリハウス」におけるウーマン・リブ/フェミニズム言説を通じて;家族とテレビドラマの一九七〇年代―「ホームドラマ」から「反ホームドラマ」への転換とその背景;「司馬史観」への共感とポスト「明治百年」―「教養主義の没落」後の中年教養文化)
第2部 政治・性・マイノリティ(大島渚と蓮實重彦―反時代・フランス・マゾヒズム;太田竜―ポスト新左翼の「革命」とアイヌ民族運動の胎動;東郷健―マイノリティ・ポリティクスとアートの不都合な関係)
第3部 国家・地方とメディア(テレビが媒介するナショナルな時空間の編成―NHK『新日本紀行』を中心に;四畳半テレビ―CATVとビデオ・アートが夢見た「コミュニティメディア」)
「癒合」の時代―一九七〇年代のリアルと現代性

著者等紹介

日高勝之[ヒダカカツユキ]
1965年、大阪府生まれ。立命館大学産業社会学部教授。専攻はメディア文化研究、記憶研究、政治コミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Tatsuhito Matsuzaki

11
政治闘争や学生運動に象徴される60年代と、昭和末期のバブルが産まれた80年代の狭間にあって、顧みられる事の少ない70年代の文化を検証分析した一冊。 著者と同じく、この時代に少年期を過ごした自分でしたが、思い返すと時代の記憶は不鮮明で、かつ、想いも強くはなかったです。 しかし、三島事件や連合赤軍事件が前時代からの転換点であり、テレビドラマがホームドラマから反ホームドラマへと転換した時期であった事は同感しました。 ちなみに、著者の日高氏が70年代を再考する研究に駆り立てた動機があとがきに語られています。2022/11/26

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