就職と体育会系神話―大学・スポーツ・企業の社会学

個数:
電子版価格
¥2,640
  • 電書あり

就職と体育会系神話―大学・スポーツ・企業の社会学

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 13時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787234919
  • NDC分類 377.9
  • Cコード C0036

目次

第1章 問題化する「体育会系」のキャリア形成
第2章 体育会系就職の現在
第3章 体育会系神話の起源
第4章 体育会系就職の最盛期―一九九〇年代の体育会系就職と企業スポーツ
第5章 日本社会のしくみと体育会系神話
第6章 体育会系神話のゆくえ

著者等紹介

束原文郎[ツカハラフミオ]
1977年、東京都生まれ。横浜国立大学教育学部卒業。東京大学大学院教育学研究科単位取得満期退学。博士(スポーツ科学、早稲田大学)。京都先端科学大学健康医療学部准教授。専攻はスポーツを対象にした人文社会科学(スポーツマネジメント、スポーツ産業論、スポーツ文化論、スポーツ社会学など)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hryk

3
「体育会系学生は就職に強い」という「体育会系神話」は本当に正しいのか、さまざま資料を検討した上で、特定の条件を満たす学生のみ体育会系の恩恵に与れるという主張が提示される。体育会系神話の成立に関する議論やかつての体育会系学生への聞き取り調査、大学スポーツへの提言など、大学スポーツの歴史と現状をより広い文脈に位置づける章もあるので、「体育会系」という視点を通した大学論としても読める。大学関係者だけではなく、体育会系高校生やその指導者などにも読まれてほしい本。2021/12/29

たろーたん

2
体育会系神話はある程度本当である。本書曰く、剣道・アメフト・サッカー・ラグビー・ラクロス・野球などの伝統スポーツは東証一部上場企業就職において有意だったらしい。しかし、ここで面白いと思ったのは「体育会系で心身が鍛えられているから就職しやすい」のではなく、その内実は「OB・OGがすでに就職していて、リクルーターとなってくれるから就職しやすい」という仮説が一番妥当性が高いことだ。故に、応援団・陸上・柔道・ゴルフなどは同じ体育会系だが有意ではなかった。この部分が最も体育会系就職神話を破壊している部分だと思う。続2021/12/02

きらめい

1
マツコの「体育会系社員は30代で終わる」説を深掘りしたくて読んだが、調査対象期間が2013-14年のため、自分の就活を思い出しながら読んだ。就活で所謂"勝ち組"となりやすいスポーツは大いに同意、R社社員インタビューも非常に興味深かった。P199の統計は分かりやすいし、体育会系人口の増大とそのカラクリは知らなかった。論文なので統計など少し読みにくい箇所もあるが、内容は非常に面白かった。2023/07/29

やま

1
かなり本格的な内容。「体育会系は就職に有利という神話」を検証した本ではなく、「体育会系の就職を有利にした神話はどのように派生したか」、また現状を検証した本。2021/09/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18177153
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。