スポーツクラブの社会学―『「コートの外」より愛をこめ』の射程

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スポーツクラブの社会学―『「コートの外」より愛をこめ』の射程

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787234674
  • NDC分類 780.13
  • Cコード C0036

出版社内容情報

昨年のワールドカップで盛り上がったラグビー、サッカー、バスケ、卓球など、地域に根づいたクラブスポーツが活況を呈している。一方で、閉鎖的な組織運営や組織役員の高齢化、勝利至上主義、体罰など、クラブスポーツにも課題が山積している。スポーツを日常的に楽しむために何が必要なのか。



本書では、コートの「中」と「外」という視点を軸にして、地域のコミュニティ型のクラブ文化を問い直す。フィールドワークやインタビューから総合型クラブの実情を確認したうえで、ゆとりを重視するスポーツ大会運営、指導者と学習者がともに学ぶコーチングのあり方、熟議を重視する人々のつながりなどの重要性を指摘する。



後半では、スポーツ社会学の名著『「コートの外」より愛をこめ』も復刊して、総合型クラブのマネジメントのハウツーでもなく、歴史でもなく、スポーツクラブの現代的な意義と今後の展望を明らかにする。

内容説明

フィールドワークやインタビューから、地域に根づくクラブスポーツ文化の課題を析出する。そして、『「コートの外」より愛をこめ』の視点も踏まえて、マネジメントのハウツーでもなく、歴史でもなく、スポーツクラブの現代的な意義と今後の展望を明らかにする。

目次

第1部 スポーツクラブの社会学(「コートの中」と「コートの外」からスポーツクラブを問う;「コートの外」空間におけるクラブワークをめぐる「ゆらぎ」―なぜ、総合型地域スポーツクラブの理念は必ずしも現実と一致しないのか;トライアスロンにみるスポーツ空間の「ゆとり」―市民スポーツ/地域スポーツはいかにして「スポーツになる」のか;「待つ」行為における「さぐり」―「共育」コーチングとして指導者に求められるのはどのような姿勢か;語らいと熟議がもたらす「つながり」―これからのミーティング空間に求められるのはどのようなコミュニケーションか)
第2部 「コートの外」より愛をこめ(復刻)―スポーツ空間の人間学(スポーツ空間論の試み;豊かなスポーツ空間の創造)

著者等紹介

水上博司[ミズカミヒロシ]
1965年、広島県生まれ。日本大学文理学部教授。専攻はスポーツ社会学

谷口勇一[タニグチユウイチ]
1969年、宮崎県生まれ。大分大学教育学部教授。専攻はスポーツ社会学、体育社会学

浜田雄介[ハマダユウスケ]
1981年、広島県生まれ。京都産業大学現代社会学部講師。専攻はスポーツ社会学

迫俊道[サコトシミチ]
1976年、広島県生まれ。大阪商業大学公共学部教授。専攻はスポーツ社会学、身体教育学

荒井貞光[アライサダミツ]
1945年、神奈川県生まれ。専攻はスポーツ社会学。九州大学、広島大学、広島市立大学に奉職。2005年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。