内容説明
多様な核のイメージや言説の全体像をとらえるために、70項目をピックアップして解説する。“原爆”から「戦後70年」を見通すだけでなく、「いま」と「これから」を考える有用な知の資源として活用できる、最新の知見と視点を盛り込んだ充実の「読む事典」。
目次
第1部 論争・事件史(「浦上燔祭説」の歴史と現在;慰霊碑碑文論争 ほか)
第2部 表現と運動(朝鮮戦争反対運動;『原爆の図』と全国巡回展 ほか)
第3部 語る/騙る(検閲と表現;外国人記者の被爆地ルポ ほか)
第4部 イメージ再考(「広島」「長崎」以前;きのこ雲 ほか)
著者等紹介
川口隆行[カワグチタカユキ]
1971年、福岡県生まれ。広島大学大学院教育学研究科准教授。専攻は日本近現代文学・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件