教育とLGBTIをつなぐ―学校・大学の現場から考える

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教育とLGBTIをつなぐ―学校・大学の現場から考える

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787234155
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

各メディアで頻繁に目にするLGBTI=性的少数者への社会的な関心は高まっている。しかし、国や自治体、企業の取り組みはまだまだ十分ではなく、とりわけ学校現場での差別やいじめ、ハラスメント、それが原因の自殺・自殺未遂は後を絶たない。



児童・生徒と学生が自分の性自認で悩まされることなく安心して学べる教育環境の整備に向けて、教育関係者の意識を転換することが求められている。



本書では、各種団体の調査結果を示しながら、小・中学校から高校・大学までの現場で起きている切実な問題を明らかにする。そして、それに対する学校と地域住民、民間団体、医療機関、行政などが連携しておこなっている啓発教育や支援活動の実例を紹介する。加えて法律や制度の不備を指摘し、外国とも比較しながら、すべての人が多様な性を自分らしく生きる自由を保障するための方策を具体的に提言する。

三成 美保[ミツナリ ミホ]
奈良女子大学副学長。専攻はジェンダー法学、ジェンダー史、西洋法制史など。著書に『ジェンダーの法史学』(勁草書房)、共著に『歴史教育とジェンダー』(青弓社)、共編著に『歴史を読み替える ジェンダーから見た世界史』(大月書店)など多数。

内容説明

児童・生徒と学生が自分の性的指向や性自認で悩まされることなく安心して学べる教育環境を作るにはどうしたらいいのか―。学校・大学が直面する問題を明らかにして、地域住民や民間団体、医療機関、行政などと連携した啓発・支援活動と、アメリカの大学の例も紹介して、具体的な方策を提言する。

目次

教育でのLGBTIの権利保障の課題
第1部 学校教育でのLGBTIの権利保障(生徒による取り組みの紹介―丹原東中学校の実践から;LGBTI当事者のケアに向けた学校と医療施設との連携;多様な性をもつ子どもの現状と教育現場で求められる対応について;「性の多様性」教育の方法と課題;教員採用試験での適性検査MMPIの見直しの必要性)
第2部 大学教育でのLGBTIの権利保障(日本の大学での性的少数者に関する調査結果;大学での性的指向と性自認が非典型の学生支援の課題;トランスジェンダーの学生受け入れとアメリカの名門女子大学―もう一つの「共学」論争後のアドミッションポリシー)

著者等紹介

三成美保[ミツナリミホ]
1956年生まれ。奈良女子大学副学長。専攻はジェンダー法学、ジェンダー史、西洋法制史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TAK.I

10
地元の図書館がLGBTの特集をしていて嬉しく思う。本書は主に学校現場におけるLGBTIの取り組み、各方面の専門家による調査・研究がまとめられている。先に1冊読んでいたので、すんなり入ってきた。多様な性をもつ子どもの現状と教育現場で求められる対応について読むと、具体的な状況が垣間見れる。多くの教職員が研修を受けるべきだし、専門機関による出張授業等で、児童生徒が多様な性について学ぶことが必要だと感じた。後半は日本とアメリカの大学での取り組みが紹介され、広い視野でLGBTIの権利保障について知ることができた。2021/04/11

kiriya shinichiro

2
うーん……20年前にくらべたら現場はがんばってるってことなんだろうけど、お題目にとどまってるってことかな。例のアウティング事件は訴訟になってるんだね。それ、もっと宣伝された方がいいと思う。なんで関係ない人から性的指向を罵られなきゃいけないのかわかんないから。あと、男子トイレの利用が認められてた子が、その権利を剥奪されたって話はほんとうにやりきれなかった。外でトイレが使えないって死活問題じゃん……子どもを殺す気なんだな。マジで。2017/12/12

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