内容説明
「生活下げて日の丸上げよ!」「裸授業で体を鍛えよ!」「一升瓶で空襲に備えよ!」「人間魚雷を発明せよ!」…「不敗の神国日本」の総動員体制を支えた愛国者たちは、どのようにして育成されたのか。哀れにも滑稽なアジテーション群を掘り起こし、その「愛国心」のかたちを探究!
目次
1 ものすごく高く「日の丸」を掲げよう(国威宣揚「日の丸」展覧会で勉強しよう;「日の丸」のテーマソングで踊ろう ほか)
2 よい日本人になろう(銃後は女性に任せて安心しよう;こんどは「君が代」で踊ろう ほか)
3 撃ちてしやまむ!(みなさんの敵をはっきりさせよう;突撃しよう ほか)
4 よくわからないけれど愛国心(ヒトラー・ユーゲントを富士山に連れていこう;日劇ショー「ハイル・ヒトラー」を見にいこう ほか)
著者等紹介
早川タダノリ[ハヤカワタダノリ]
1974年生まれ。フィルム製版工などを経て、現在は編集者として勤務。「虚構の皇国blog」などでも発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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