電波・電影・電視―現代東アジアの連鎖するメディア

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電波・電影・電視―現代東アジアの連鎖するメディア

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  • サイズ A5判/ページ数 371p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784787220493
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0020

内容説明

戦後東アジアの視聴覚メディアは、地域間・メディア間で相互に連関しながら成熟していった。日本や中国、上海、北朝鮮、韓国、台湾、シンガポールなどのテレビ・映画・ラジオ・レコードの変遷を描き、各地域でどう受け入れられ、影響を及ぼしたのかを明らかにして、戦後東アジアにおける視聴覚メディア史の見取り図を提示する。

目次

第1部 日本(「教育型」テレビ放送体制の成立;戦後日本映画史における「満洲」人脈―「視聴覚教育」と東映教育映画の場合)
第2部 上海(上海におけるテレビ放送開始への経緯―中華人民共和国の初期電視事業の一例として;上海人民広播電台と新中国のラジオ放送―革命と政治動員;“退廃的音楽”との戦い―抗日戦争後の国民政府による上海レコード業界に対する統制についての分析)
第3部 台湾・香港・シンガポール(台湾における初期テレビ史の概況;“人々に娯楽を提供し、国民国家を形成する”―シンガポールにおける中国語放送研究について(一九四五‐一九六九年)
冷戦期南管にみるメディア・地域の相互連関
香港ニューウェーブの始まり―映画産業とテレビ産業の相互関係)
第4部 韓国・北朝鮮(ソウルテレビ放送(KBS‐TV)初期の組織文化の形成―オーラルヒストリーを通じた韓国放送史の語り直し
家庭という領土の内と外で鳴るサウンド・オブ・ミュージック―冷戦期韓国におけるメディア化された音楽の空間性
北朝鮮テレビ放送史研究序説―一九六〇‐七〇年代を中心に)

著者等紹介

三澤真美恵[ミサワマミエ]
1964年、大阪府生まれ。日本大学文理学部中国語中国文化学科教授。専攻は台湾近現代史・中国語圏映画史

川島真[カワシマシン]
1968年、東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻はアジア政治外交史

佐藤卓己[サトウタクミ]
1960年、広島県生まれ。京都大学大学院教育学研究科准教授。専攻はメディア史・大衆文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

midnightbluesky

5
アジアの電波媒体の歴史。しかし、意外に少ない資料の中からよくもこれだけ集められたなと感心しながら読みました。日本はテレビが軍の管轄で放送されていた歴史がないめずらしい国で、ひょっとしたらそういう日が来るかもしれない。しかし想像がつかない、そういうことを想起させる専門書。2013/02/24

メルセ・ひすい

4
2012年は正に百年に一度の時代の転換点と言われている。一世紀にわたる大衆娯楽映画フィルム…映画館が消滅しつつある。今こそ、メデイア分析の登場と問題点について分析が請われている。敗戦後東アジアの視聴覚メディアは、地域間・メディア間で相互に連関しながら成熟して言った。日本や中国、北朝鮮、韓国、台湾等のTV・映画・ラジオ・レコードの変遷を描き、それらが各地域でどう受け入れられ、影響を及ぼしたのかを明らかにし、戦後東アジアにおける視聴覚メディア史の見取り図を提示する。2012/12/20

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