内容説明
善も悪も、幸運も不運も、完成も未完成も、大きな時運というもののなかで絶対的に決められることはなく、繰り返し現れる。この微妙で不可思議な天と地との間の人生を実感し、心おおらかに明るく生きるヒントにあふれた『易経』への入門書。
目次
1 陰と陽
2 周易上経(乾(偉大なる天、君たるの道)
坤(地の包容性、臣下の道)
屯(芽生え、盈ちる、生みの困難)
山水蒙(愚かな者、啓蒙、教育)
水天需(躊躇、期待) ほか)
3 周易下経(咸(惑応、夫婦の道)
恒(恒久性、恒常性)
遯(退避、隠遁)
大壮(大きなものの隆盛)
晉(進む) ほか)
著者等紹介
梶川敦子[カジカワアツコ]
1923年、東京都牛込に生まれる。白百合高等女学校卒業。芹沢光治良に師事。「死者の家」で第2回群像新人賞入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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