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出版社内容情報
圧倒的な蓄積量を誇るビッグデータやAI技術の活用など、高度な情報技術の活用が一般化する社会で、図書館はどのように生まれ変わらなければならないだろうか。
本書では、司書課程必須科目「図書館情報技術論」の教科書として、現在、図書館で活用している、あるいは近い将来に使う可能性が高い情報技術をわかりやすく解説する。また、具体的な事例を紹介するために細かな機器の内容も取り上げ、同時にその機器を扱う担当者としての視点も概説する。
これらの技術的な詳細を理解することで、現場の司書として活躍するための必要な「技術的なセンス」を身につけることができる最適のテキスト。
目次
コンピュータとIT機器の基礎
コンピュータの構成
ネットワークの基礎
インターネットの基礎
図書館システム
業務システムと連動するその他の機器
各種メディアの特徴と保存
デジタルアーカイブの構築と電子資料の利用
図書館の広報活動と情報発信の基礎
情報技術と利用者サービス
知的財産権と著作権
情報セキュリティーとシステムの保守
学校図書館と情報技術
著者等紹介
田中均[タナカヒトシ]
1961年生まれ。昭和女子大学人間社会学部准教授。専攻は図書館情報学、図書館サービス論、インターネット情報論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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izw
3
図書館司書資格必須科目「図書館情報技術論」の教科書。図書館業務に必要なシステム全般について概説している。コンピュータの仕組みから始まって、ネットワーク、インターネットの説明が第4章まであるが、これだけ簡単な説明では、分かっている人にしか分からないのではないかという危惧をもった。全体的に広く浅く解説されているので、もし初めてだったら理解するまでどれだけ他の参考文献にあたる必要があるのだろうと心配になるが、そもそもコンピューター、システムが初めてという人を想定していないのかもしれない。2022/03/31
はなびや
1
現在出ている情報技術論の中で一番内容が新しい。著作権が50年から70年になったことも記載があります。第13章は学校図書館と情報技術です。常に新しい情報をキャッチしたい方は読んでおくとよい一冊。索引があったら、もっと使いやすいのにと思いました。2020/01/18
Enju35
0
必要箇所のみ2019/08/23