子どもの人権と学校図書館

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電書あり

子どもの人権と学校図書館

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月18日 21時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787200686
  • NDC分類 017
  • Cコード C0000

出版社内容情報

学校図書館こそが、「自分で考え、自分で判断する」権利を保障しながら子どもを育成する教育装置である。子どもたちの人権と学習権、プライバシーを守りながら成長をどのようにサポートするのか、レファレンスサービスほかの重要なポイントを具体的に提言する。

はじめに



第1章 子どもの学習権を保障する学校図書館

 1 「本の中の言葉」がぼくの「味方」に

 2 学校図書館と「教育を受ける権利」(憲法第二十六条)

 3 学習権の保障装置としての学校図書館

 4 学習権と学校図書館――「教育課程の展開に寄与する」と関わり

 5 学習権と学校図書館――「児童生徒の健全な教養を育成する」と関わり

 6 十八歳選挙権と学校図書館



第2章 学校図書館と子どものプライバシー――「貸出記録」を軸に

 1 内心とプライバシー

 2 プライバシーの権利

 3 学校図書館とプライバシー――「貸出記録」との関連

 4 学校図書館とプライバシー――「読書記録」との関連



第3章 学校図書館とレファレンスサービス――子どもの「知りたい」に応えたい

 1 図書館資源の社会的共有――レファレンスサービスの重要性

 2 「調べる」図書館像の希薄さ

 3 レファレンス演習を通じて

 4 レファレンスサービスの種類

 5 質問内容を正確に把握する

 6 レファレンス資料を整備する

 7 コンピューター社会とレファレンス

 8 教師へのレファレンスサービス

 9 レファレンスの「相互協力」について



第4章 「学び方の学び」と学校図書館――「コペル君」、何が正しいかを自ら考え、判断する

 1 「自ら考え、自ら判断する」

 2 「学び方の学び」――学びの質的転換を生み出す

 3 情報の検索、処理技術と結び付いた「学び方」

 4 「学び方を学ぶ」指導としての利用指導――一九八〇年代から

 5 「学ぶ方法を、組織的に学ぶ場」としての学校図書館

 6 「学び方を学ぶ」ための体系表――一九九〇年代から

 7 「学びの過程の重視」――新学習指導要領

渡邊 重夫[ワタナベ シゲオ]
著・文・その他

内容説明

学校図書館こそが、「自分で考え、判断する」権利を保障しながら子どもを育てる教育装置である。子どもたちの人権と学習権を守りながら、成長をどのようにサポートするのか、そのための重要な点を具体的に提言する。

目次

第1章 子どもの学習権を保障する学校図書館(「本の中の言葉」がぼくの「味方」に;学校図書館と「教育を受ける権利」(憲法第二十六条) ほか)
第2章 学校図書館と子どものプライバシー―「貸出記録」を軸に(内心とプライバシー;プライバシーの権利 ほか)
第3章 学校図書館とレファレンスサービス―子どもの「知りたい」に応えたい(図書館資源の社会的共有―レファレンスサービスの重要性;「調べる」図書館像の希薄さ ほか)
第4章 「学び方の学び」と学校図書館―「コペル君」、何が正しいかを自ら考え、判断する(「自ら考え、自ら判断する」;「学び方の学び」―学びの質的転換を生み出す ほか)

著者等紹介

渡邊重夫[ワタナベシゲオ]
北海道学芸大学(現・北海道教育大学)札幌校卒業。藤女子大学教授を経て、現在は北海学園大学などで非常勤講師、全国SLA学校図書館スーパーバイザー。日本図書館情報学会会員、日本図書館研究会会員。日本図書館学会賞受賞(1990年、日本図書館学会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomite

3
久しぶりに良い本に出会った。戦前、戦時中の教育法の反省から、詰込み型を見直し始めた現教育法も、社会が求めるマンパワーに応え、改められることはなかった。戦後70年以上経った現在もなかなか変わらない。しかし、いよいよ単なるマンパワーだけでは社会も経済も発展できなくなった。いい加減に、子ども一人一人の個性や主体性をのばそうよ、日本の学校教育。それを支える学校図書館も、なんとかしないと。2019/12/27

ソーナノ

2
第1章:子どもの学習権を保障する学校図書館/「本の中の言葉」がぼくの「味方」に/学校図書館と「教育を受ける権利」/学習権の保障装置としての学校図書館/学習権と学校図書館 第2章:学校図書館と子どものプライバシー 第3章:学校図書館とレファレンスサービス/レファレンスサービスの種類/質問内容を正確に把握する/レファレンス資料を整備する/教師へのレファレンスサービス/レファレンスの「相互強力」について 第4章:「学び方の学び」と学校図書館/「学ぶ方法を組織的に学ぶ場」としての学校図書館2020/04/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13072062
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。