• ポイントキャンペーン

挑戦する図書館

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787200587
  • NDC分類 010
  • Cコード C0000

内容説明

コンピュータ情報通信ネットワークを基盤とする新しい社会で、図書館は知的な創造と仕事・生活に役立つ社会的なインフラとして、いま何を考え、実践に取り組むべきなのか。情報技術の発展、本・知識・情報がもつ内容とサービス・事業の関係、広い意味での住民福祉を増進するための寄与、読書の推進と役割、などについて理論と実践の両面から検討し、これからの図書館像を提起する。

目次

第1章 知的な創造の場としての図書館
第2章 情報技術・ネットワークの進化と図書館
第3章 図書館とは何か
第4章 地域・まちづくりの核となる図書館
第5章 人と本、知識・情報を結び付ける体系を考える
第6章 挑戦する図書館にこそ未来がある

著者等紹介

大串夏身[オオグシナツミ]
1948年、東京都生まれ。昭和女子大学人間社会学部特任教授。日本図書館情報学会、日本学校図書館学会、日本図書館協会などの会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲンキ

124
某市の図書館協議員をさせて頂いているので読んでみました。タイトルの通り、新たな挑戦をしている全国の図書館を紹介し、作者の持論を展開されてます。私も一市民として今の図書館を良くしていきたいと思っているので、参考になりました。本棚にただ本を置いているだけでは駄目だ。出来るだけ多くの人に手にしてもらい、本の可能性を引き出さないと。また図書館も外(学校や観光協会のイベント等)へ出向き、まちづくりの中心的な存在にならないと😡と私の住む図書館に警鐘を鳴らしているように感じました😓。協議員として色々提言します🙋2020/02/07

鳩羽

9
情報通信ネットワークが当たり前となった社会において、図書館はどのような変化が望まれているのか。住民の知的な創造、つながりから新たな価値を創設することを助ける、社会的で教育的な意義に再び目を向ける内容だったと思う。インターネットの普及は、そのメリットの普及と必ずしも一致しておらず、情報を主体的に集め利用する能力は、おそらく、これからの時代の方が生涯を通じて学び続けなければならないものなのだろう。ランガナタンの五法則めを思い出す内容だった。2015/10/31

魂の叫び

7
図書館から借りました。図書館がなかったら…ふと考えたら、とても困る… 私が利用する図書館は割りと良いと思いますが、ただ館内に響くくらいの声で会話している人に注意しないのが情けない… ちょいと会話が長引いていたら私が注意してしまう。頻繁にはありませんけどね… この本は図書館で働いてる人こそ読んでほしいです。2015/12/26

スターライト

7
たまには仕事に直結する本も読まないとね、というわけで新着本の棚から本書をピックアップ。いわゆるツタヤ図書館問題やら、図書館と出版状況をめぐる論議の再燃が話題になる中、本書には示唆に富む指摘が随所にあってこちらの身が引き締まる。図書館を取り巻く状況は日々変化しているので、従来の固定観念を打破し、地域のニーズにあった図書館作りをしていかなければならないのは確か。そういった意味で、本と人を結びつけるための様々な工夫を生みだし、それを実践し、周りに広げていく努力が今こそ求められる。図書館員必読の書。2015/11/01

スプリント

7
図書館はほぼ毎週利用しています。図書館が目指す未来について様々な施策が紹介されています。本書で紹介されている「一度は訪れてみたい図書館」に選ばれている長野県の小布施町立図書館にいつか行ってみたいです。2015/10/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9822372
  • ご注意事項