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出版社内容情報
図書館は国民の知る権利の保障装置であり、その自由は守られなければならない──捜査機関や社会的勢力による介入事件などをもとに、図書館のかかえるさまざまな課題を考察する。「図書館の自由」という概念の確立に向けての提起。
1 図書館利用記録とプライバシーの権利――「地下鉄サリン事件」における令状捜査と関連して
はじめに
(1)プライバシーの権利
(2)図書館利用者のプライバシーの権利
(3)プライバシーの権利と図書館利用情報
(4)「捜査関係事項照会書」による捜査――刑事訴訟法第一九七条二項との関連
(5)「捜査押収令状」に基づく捜査――憲法第三五条(捜査・押収令状)との関連
おわりに
2 「思想の自由市場」と図書館資料――富山県立図書館「図録」問題を軸に
はじめに
(1)富山県立図書館「図録」問題とは
(2)図書館資料の提供制限
(3)提供制限の「限定化」
(4)「図録」問題のその後の推移
おわりに
3 子どもの成長・発達と学校図書館――子どもの権利条約と関連して
はじめに
(1)子どもの権利条約の成立
(2)「表現・情報の自由」との関連
(3)「マスメディアへのアクセス権」との関連
(4)「教育への権利」との関連
(5)「余暇・遊び・文化的生活などへの参加の権利」との関連
(6)学校図書館利用とプライバシー
おわりに
4 国民の権利と
内容説明
図書館は国民の知る権利の保障装置であり、その自由は守られなければならない―。捜査機関や社会的勢力による介入事件などをもとに、図書館の抱えるさまざまな課題に焦点をあてる。
目次
第1章 図書館利用記録とプライバシーの権利―「地下鉄サリン事件」における令状捜査と関連して
第2章 「思想の自由市場」と図書館資料―富山県立図書館「図録」問題を軸に
第3章 子どもの成長・発達と学校図書館―子どもの権利条約と関連して
第4章 国民の権利としての図書館の自由―介入排除権と図書館資料請求権
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ぶんた
まげりん