「自由宣言」と図書館活動

電子版価格
¥2,200
  • 電書あり

「自由宣言」と図書館活動

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 186p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787200174
  • NDC分類 010
  • Cコード C0000

出版社内容情報

 図書館の資料収集・資料提供の自由、利用者情報の守秘、すべての検閲への反対を謳った改訂「図書館の自由に関する宣言」。高度情報化社会におけるその今日的意義を中心に、具体的事例を織り込みながら多角的な議論を展開する。

まえがき

1 
 (1)わが国における「図書館の自由」の史的位相――「公序良俗」の思想との関連において
  ①はじめに
  ②「善良ノ書」と「不良ノ書」
  ③「思想善導」教化機関
  ④ファシズムと図書館
  ⑤戦後民主主義のなかの図書館
  ⑥おわりに
 (2)「自由宣言」における「知る自由」の法的性格に関する一考察
  ①はじめに
  ②「自由宣言」の成立と改訂に至る背景
  ③「知る自由」の法的性格
  ④「知る権利」とはなにか
  ⑤情報公開制度としての図書館
  ⑥図書館におけるプライバシー権
  ⑦おわりに
 (3)「自由宣言」と山口県立図書館問題――図書館における自主規制
  ①山口県立図書館事件とは
  ②「自由宣言」との関連
  ③問題の本質について
  ④日本図書館協会「図書館の自由に関する調査委員会」の発足


 (1)フィクションのなかの「読書の自由」――「練馬のテレビ事件」から『土壇場でハリー・ライム』まで
  ①はじめに
  ②「練馬のテレビ事件」から
  ③犯罪捜査と貸出記録
  ④『土壇場でハリー・ライス』
  覧

内容説明

図書館の役割の、理念と決意の表明としての「図書館の自由に関する宣言」。図書館の資料収集・資料提供の自由、利用者情報の守秘、すべての検閲への反対を謳った、改訂「自由宣言」の情報化社会における今日的意義を中心に、多角的な議論を展開する。

目次

わが国における「図書館の自由」の史的位相―「公序良俗」の思想との関連において
「自由宣言」における「知る自由」の法的性格に関する一考察
「自由宣言」と山口県立図書館問題―図書館における自主規制
フィクションのなかの「読書の自由」―「練馬のテレビ事件」から『土壇場でハリー・ライム』まで
「ちびくろサンボ」問題とはなにか
情報民主主義としての図書館
図書館とプライバシー
大学図書館の「公開」とプライバシー保護
ランガナタンの五法則による私見―大学図書館の在り方について
国際識字年と図書館活動

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

timeturner

4
『図書館戦争』のネタ本?と思ってしまうほど、あれもこれも思い当たることの多い話ばかりで、日野図書館が出てきたときには「おーっ!」と思ってしまったよ。(何か勘違いしている)2018/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/357839
  • ご注意事項

最近チェックした商品