内容説明
1950年代ビート・ムーヴメントの胎動期、各地で賛否両論の渦が湧き起こった。この中でカウンター・カルチャーが芽生え、すべては始まった。「ヴィレッジ・ヴォイス」のカメラマンにより収集された記事と彼の写真によるビート・シーンの実況中継。ジャック・ケルアック、ローレンス・ファーリンゲッティ、ケネス・レクスロスらによる記事、あらゆるビート人物を網羅した小事典、書誌など貴重な資料を満載。
目次
これがビート・ジェネレーションだ
若者は自立の道を選ぶ
『路上』
キックを求めて
ヴィレッジに戻ったジャック・ケルアック―しかし、今なお放浪の途上
ジャズと詩
ヴィレッジ・ヴァンガードのケルアック
路上を離れ、ヴァンガードへ、そして再び路上へ
ビート族の王
ビート討議―是か否か
さまようビートニク〔ほか〕