残像のなかの建築―モダニズムの“終わり”に

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残像のなかの建築―モダニズムの“終わり”に

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  • サイズ A5判/ページ数 241p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784624710682
  • NDC分類 523.06
  • Cコード C0052

出版社内容情報

〔モダニズムの〈終わり〉に〕アドルフ・ロースからダニエル・リベスキンドまで、〈われわれ〉の欲望の対象であり、20世紀の時代精神として直立した過激な建築群を鋭利に読みとく。

目次

1 壁と扉(美術史の曖昧な対象―衰退期について;着衣の作法―アドルフ・ロースのダンディズム;ウィトゲンシュタインの扉)
2 大地(建築という祝祭―“幻想建築家”ブルーノ・タウト;血のデュナーミク―仮想のアインシュタイン塔)
3 建築家の欲望(生成変化する迷宮―クルト・シュヴィッタースのメルツ建築;虚のファルス―建築家ミース・ファン・デル・ローエの誕生;終わりの時代の建築家―ダニエル・リベスキンドの署名)

著者等紹介

田中純[タナカジュン]
1960年2月27日、宮城県生まれ。東京大学教養学部、同大学院修士課程修了。博士(学術)。東京大学大学院総合文化研究科准教授。著書に『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』(2001年、青土社、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

encore

1
主にユダヤ神学的な観点からの建築論。〈建築〉の禁止が建築への欲望に変換されてゆくさまを楽しみながら読んだ。ミース論は冗長に感じないでもなかったけれど文体に自己陶酔は感じなかったからきちんと読んだ。あとがきがいちばんかっこいい。2014/04/23

ネオジム坊

0
田中純は「ルードヴィッヒ・ミース」から「ミース・ファン・デル・ローエ」という改名を個人的な背景を元に分析し、ミースの石工である父への反抗心を読み取っている。「van der」という貴族風の姓に置かれたのは母方の「Rohe」姓であった。改名とほぼ同時期の「フリードリッヒ・シュトラーセ駅」のプロジェクトは徹底した石材の拒否となり、自身の名と素材の両方において〈父性〉が否定されているというのが興味深い。 2015/12/07

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