映像身体論

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622073628
  • NDC分類 778.01
  • Cコード C1010

出版社内容情報

映画、より一般的に映像というメディアがいかに人間の身体に浸透し、知覚の構成そのものに作用しているのか。

内容説明

映像メディアは、知覚と身体をいかなる次元に導いてきたのか。スペクタクル社会に空隙をうがつ「時間イメージ」の諸相とは、はたしてどうのようなものなのか。ジル・ドゥルーズ晩年の主著『シネマ』の問いを受けとめつつ、「身体の映画」の新たな可能性を切り開く論考。

目次

映像のほうへ
1 映像身体論(映画という哲学的対象について;フレームという恐ろしいもの;キアロスタミ讃 ほか)
2 映像時間論(「技術」と「群衆」;エプスタン 物質の映画;映画とアルトー ほか)
身体のほうへ(視覚と身体;小津安二郎の時間;映画でなければ)

著者等紹介

宇野邦一[ウノクニイチ]
1948年、島根県生まれ。京都大学文学部卒業後、パリ第8大学に学び、文学科で修士論文を、哲学科で博士論文を執筆。立教大学現代心理学部映像身体学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PukaPuka

2
映画でしかできないことを考えるのに良い本と思う。2017/06/16

t78h1

2
本書は文学と美術には作者と作品の受容者にはある程度共有されるものがあるが(私は想定された作者などを考えるとそれもどうかとは思うが)、映画とそれを鑑賞する側解消しがたい距離があるという前提から始まる。それを紐解いていくためにイメージなどを使いながら様々な映画を解説していく。2010/10/31

miyukiitos

0
読了しました2011/10/06

1998

0
小津の箇所のみ。また余裕のある時に読む。2021/05/22

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