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出版社内容情報
「トロツキー万歳」この一言の冗談から始まる悲喜劇。20世紀文学の最高傑作をlettres版でおくる。
1967年にチェコで刊行されたクンデラの op. 1 『冗談』は、たちまち世界各国で翻訳され、アラゴンは「今世紀最大の小説の一つ」と讃えた。「今世紀の傑作は社会主義の地から出る」というサルトルの予言は、クンデラによって実現されたのである。おのれの魂という怪物とのみ戦えばよかった時代、ジョイスとプルーストの時代は過ぎ去った。現在の小説家が戦うのは、〈歴史〉という外部からやってくる怪物である。20世紀文学の傑作『冗談』は、こうして誕生したのである。
Milan Kundera(ミラン・クンデラ)
1929年、チェコスロヴァキアのブルノに生まれる。52年、プラハの音楽芸術大学映画学部卒業、同大学で文学を講義。75年、フランスのレンヌ大学客員教授。79年、チェコ市民権を剥奪される。81年、フランスの市民権を獲得。現在もフランスで作家活動を続ける。著書『微笑を誘う愛の物語』(集英社)、『生は彼方に』(早川書房)、『別れのワルツ』『笑いと忘却の書』『存在の耐えられない軽さ』(以上、集英社)、『小説の精神』(法政大学出版局)、『不滅』『緩やかさ』(以上、集英社)、『ジャックとその主人』(みすず書房)、『ほんとうの私』『無知』(以上、集英社)ほか。
訳者:
関根日出男(せきね・ひでお)
1929年長野県に生まれる。訳書 ブリアン『ドヴォルジャークの生涯』(新時代社)、ヴェーニグ『プラハ音楽散歩』(晶文社)、サイフェルト『この世の美しきものすべて』(恒文社)。
中村猛(なかむら・たけし)
1933年神奈川県に生まれる。
著者等紹介
クンデラ,ミラン[クンデラ,ミラン][Kundera,Milan]
1929年、チェコスロヴァキアのブルノに生まれる。52年、プラハの音楽芸術大学映画学部卒業、同大学で文学を講義。75年、フランスのレンヌ大学客員教授。79年、チェコ市民権を剥奪される。81年、フランスの市民権を獲得。現在もフランスで作家活動を続ける
関根日出男[セキネヒデオ]
1929年長野県に生れる
中村猛[ナカムラタケシ]
1933年神奈川県に生れる
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感想・レビュー
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zirou1984
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