ポプラ・ウイング・ブックス
きれいな絵なんかなかった―こどもの日々、戦争の日々

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591074237
  • NDC分類 K726
  • Cコード C8098

出版社内容情報

世界中で愛されている絵本作家アニタ・ローベルが、第二次世界大戦下のポーランドでの子供時代を鮮やかに綴った貴重な記録。

内容説明

第二次世界大戦中、ナチ占領下のポーランドで、ばあやに守られ弟とともに逃亡生活を続けたこどもの日々―。強制収容所で生きのび、戦後、スウェーデンで送った多感な少女の日々―。世界中で愛されている絵本作家アニタ・ローベルが、驚異的な記憶力で、自らのこどもの日々を鮮やかによみがえらせて綴った心の記録。ナショナルブックアワード・ファイナリスト、全米図書館協会YA部門最優秀賞受賞。

著者等紹介

ローベル,アニタ[ローベル,アニタ][Lobel,Anita]
1934年、ポーランド、クラクフのユダヤ人家庭に生まれる。5歳のときに第二次世界大戦が始まり、ナチスの迫害を逃れて、ばあやと弟とともに逃亡生活を送るが、10歳で捕らえられる。姉弟ともに強制収容所で生きのび、戦後スウェーデンの療養所に送られる。その後両親と再会し、17歳のときにアメリカ合衆国へ移住する。プラット・インスティテュートで美術を学び、テキスタイルデザイナーを経て、絵本の仕事を始める。他に『ABCのおかいもの』(コルデコット賞次席)など数多くの美しい絵本を発表している。ニューヨーク在住

小島希里[コジマキリ]
1959年、東京に生まれる。翻訳家。『ねこのジンジャー』(産経児童出版文化賞)などの訳書がある。東京都在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。