白水Uブックス<br> チベット旅行記〈下〉

個数:

白水Uブックス
チベット旅行記〈下〉

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 15時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B40判/ページ数 290p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560073735
  • NDC分類 292.29
  • Cコード C0225

内容説明

ついにチベットに入った慧海は、念願の仏教大学入学を許可された。法王ダライ・ラマにも会い、医者としての名声も高まり平穏で順調な毎日を過ごしていたが、次第に外国人ではないか、という噂がたちはじめ、ラサを離れる決心をする。だが、行く手には乗り越えなければならない関所がいくつも待ちかまえていた…。

目次

異域の元旦
二か月間の読経
不潔な奇習
正月の嘉例
防霰奇術
はるかにラサを望む
法王宮殿の下に着く
チベット人を名乗る
セラ大学生となる
法王に召される〔ほか〕

著者等紹介

河口慧海[カワグチエカイ]
1866(慶応2)年1月、大阪府堺生まれ。仏教学者、探検家。23歳で上京し、井上円了の哲学館(東洋大学の前身)で、哲学・宗教を学ぶ。サンスクリット語とチベット語の仏教原典入手のため、チベット行きを決心する。1945年2月4日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みき

40
近代日本で初めてチベットへの潜入と生活を始めた河口慧海さんの旅行記。当時のチベットの風俗や文化について書き記した本。出版当時は相当に叩かれたそうですが後から、詳細な事実が書き記されていると再評価がされたそう。著者の仏教に対する愛は凄まじいものがある。人間はここまで行動できるものなのかと驚きを禁じ得ない。しかしチベット人や文化には辛辣な表現も多く、愛憎裏返ってしまったのかなと。この辛辣な表現を楽しめるかで本著の印象は変わりそうです。2022/07/12

ごへいもち

29
覚悟があるからか強い。スパイ容疑をかけられ連座した恩人たちが気の毒2019/01/13

いわにほ

26
明治時代のチベットは鎖国しており一筋縄では到達できない。道中、様々な困難が待ち受けるが並外れた意志力と問題解決力、リスク管理能力を用いて立ち向かっている✦彼の精神力はどこから湧いてくるのか。。次々に襲いくる問題に対して、徹底して「認知、対策案、対処」を沈着に行動している。変えることが出来ない過去には一切執着しない✦旅の目的地ごとに、同行するパーティを臨機応変に変える。現代でいうと、プロジェクトに合う人や同じ志を持っている人でチームを組み、目的達成に勤しむ。そして、それが達成されれば解散。これを地で行く人。2019/12/18

shamrock

7
ようやっと読了。出張続きで読書時間が取れず苦労した。ラサで医者としての名声をなぜか得てしまい、ダライ・ラマに謁見したのはいいが、素性がばれそうになってあわてて出国。帰路も困難の連続だが、シャカムニ仏の加護で何とか乗り切った慧海師。色々言いながらも、結局は人をだましたりごまかしたり脅したりして、手段を選んでないのが笑える。口語訳されて読みやすいんだが、以前は講談社学術文庫版を読んだので、独特の節回しが楽しかったのだが。2013/12/25

たかしくん。

6
いやはや、面白かったです。愉快な坊さんです。2012/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/522631
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。