内容説明
参戦32か国の素顔に触れ、観戦の愉しみ倍増!ニック・ホーンビィ、ロバート・クーヴァー、ティム・パークス、ベン・ライスをはじめ、世界的に有名な作家・ジャーナリストが、各国それぞれの「観戦の極意」を伝授する、“こだわり”のファン必修の特別講義。
目次
ドイツ
コスタリカ
ポーランド
エクアドル
イングランド
パラグアイ
トリニダード・トバゴ
スウェーデン
アルゼンチン
コートジボワール〔ほか〕
著者等紹介
越川芳明[コシカワヨシアキ]
1952年生まれ。明治大学教授
柳下毅一郎[ヤナシタキイチロウ]
1963年生まれ。翻訳家、映画評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きょう
8
サッカーオタクによる、まだまだ語り足りなさそうな、すごいボリュームの一冊。2002年ワールドカップ出場国の32か国に対して一か国1人、人選については読む人それぞれの感想があると思われますが、私は日本もサッカー視点で見るとそういうこと!と楽しみました。実は、作家32人と本を製作した2人、さらに日本語訳者の2人ももれなくサッカー愛に溢れています。選手や監督、戦術については読み流しましたが、日韓ワールドカップ当時を思い出したり、当時から国名が変わったり世界はいろいろあったんだなあと、別の感慨にも浸れます。2023/01/30
ユウタ
0
日本の章はひどいけど、ヴァランダーシリーズの著者が書いたアンゴラの章と、ニック・ホーンビィの書いたイングランドの章がよかったです。2012/10/10
ビーフハート
0
お国柄も感じられて面白かった。2007/11/01
bpm95
0
「キーパーは複雑な物理学を駆使して、飛んでくるボールを予測する。脳を使った計算ではなく、筋肉と記憶から瞬時に計算し、つまり身体で覚えていることから答えを出し、反射的に反応する。そして、こうして、すべての優雅さとスピードと筋肉と運動能力と細部へのこだわりと力と精度への情熱は水泡に帰す。」---------ブラジル圧勝2010/05/12