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出版社内容情報
シェイクスピアの時代、作品を最初に演じた役者たちは誰だったのか。また、その姿は? 本書は、肉体的特徴を手がかりにその謎を解き、登場人物の意外なシルエットを浮かびあがらせる。【編集者よりひとこと】 シェイクスピア39歳のときの肖像画がカナダで発見されたという新聞報道がありましたが、シェイクスピアを巡っての謎は、過去いくつもありました。シェイクスピアは別人で、実在しなかった、というものまである始末です。本書は、永年、答えの出なかったシェイクスピアの謎の一つに挑戦したものです。著者のケンブリッジ大学の博士論文をもとに、一般読者が楽しめるよう平易に書き下ろされています。著者は東京大学助教授(本作刊行時)。新進気鋭のシェイクスピア学者です。
内容説明
太っちょ、やせ、のっぽ、チビ…。シェイクスピア芝居を最初に演じた役者たちの体型から、作品の新しい「読み」の手がかりを発見する!画期的なシェイクスピア論。
目次
序章 役者たちの姿を求めて
第1章 少年俳優、ノッポとチビ
第2章 道化役者ケンプ退場
第3章 肩身の狭いやせっぽち
第4章 フォルスタッフ役者はだれだったのか?
第5章 初代イアーゴー役者の素顔
第6章 ハムレットは太っていた!
著者等紹介
河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学英文科卒。東京大学とケンブリッジ大学より博士号取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科助教授。放送大学客員助教授(ラジオ「英語5」担当)。専攻はイギリス演劇・表象文化論
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感想・レビュー
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Takao Terui
青縁眼鏡
takao
青縁眼鏡
MaRuTaTSu