出版社内容情報
虫歯だけでなくよい歯まで抜いてしまった 歯ぬき師のしかい。
綱渡りの最中に綱から落っこちてしまった 軽業師のそうべえ。
そうべえが手遅れだと誤診してしまった 医者のちくあん。
「みんな!! しゅぎょうを するのじゃ!
お山の雪もとけて、春の花が さきはじめておる」
修行が足りないできそこないの3人を連れて、山伏のふっかいが向かった先は……。
「そうべえ」シリーズ7作目。
内容説明
「じごくのそうべえ」シリーズ最新作。みんなあつまれ!ゆかいな花見のはじまりじゃ!
著者等紹介
田島征彦[タジマユキヒコ]
1940年、大阪府堺市に生まれる。高知県で少年時代を過ごす。絵本に『祇園祭』(第6回世界絵本原画展金牌受賞)、『じごくのそうべえ』(第1回絵本にっぽん賞受賞)、『なきむしせいとく 沖縄戦にまきこまれた少年の物語』(第54回講談社絵本賞受賞、IBBYオナーリスト/いずれも童心社)、『はじめてふったゆき』(竹内智恵子・共作/1989年ライプチヒ国際図書デザイン展銀賞受賞)、『てんにのぼったなまず』(第11回世界絵本原画展金牌受賞)、『ふしぎなともだち』(第20回日本絵本賞大賞受賞)、『せきれい丸』(きどうちよしみ・共作/第7回児童ペン賞絵本賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
152
お花見シーズン前に、花見の新作絵本を読みました。たじま ゆきひこおよび「そうべえ」シリーズ、初読です。 どちらかというと大人向け、子供にはあまり受けない気がします🌸🌸🌸 https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=97844940125342024/03/06
yomineko@猫と共に生きる
56
読み友様からのご紹介本です📚シリーズだそうです😊心底笑える絵本。いい加減過ぎるそうべえは自称「腕の良い歯抜き師」勢い余って良い歯まで抜いてしまう始末。ほら吹き山伏のふっかい、藪入りのちくあん先生と共に花見じゃ~と楽しく飲んで食べて何という素晴らし人生✨✨✨(笑)2024/05/02
ちえ
33
じごくのそうべえは何度読んだかわからない😆そのシリーズに久しぶりの新刊!いつもの面々、やっぱりいつもなのよねー。安定の抜けぶり(笑)ふっかいに連れられて春の山へ。最後は熊も出てきて賑やかにお花見🌸😄やっぱり楽しいなー。2024/04/14
ヒラP@ehon.gohon
25
そうべえシリーズも7作目となると、それぞれのキャラクターもわかっています。話の展開もだいたい読めてしまうので、新鮮味には欠けるのですが、このドタバタ喜劇に再会したことにちょと心が和みました。冬眠から覚めたクマと一緒にお花見、まとめが良いですね。2024/04/17
遠い日
9
シリーズ7。子どもたちと読みに読んだシリーズがまだ続いていて本当に嬉しい。おなじみのメンバーは旧知の知人に会ったようで、あいも変わらず賑々しいこと。歯抜き師のしかいの失敗から始まる大騒動。藪医者のちくあん、山伏のふっかい、軽業師のそうべえ。どんどん繋がり、吉野の山でおかしな修行。どたばたの醍醐味。吉野の桜が満開だ。2024/04/09