こころの本<br> 原典訳 チベットの死者の書

こころの本
原典訳 チベットの死者の書

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784480842008
  • NDC分類 181
  • Cコード C0015

内容説明

人間の死後の世界は?人間はどのようなものとなって生まれ変わるのか?チベット語原典からの初の完訳。

目次

第1巻 チカエ・バルドゥ〈死の瞬間の中有〉とチョエニ・バルドゥ〈存在本来の姿の中有〉
(『チカエ・バルドゥ〈死の瞬間の中有〉における光明のお導き』;〈チョエニ・バルドゥ(存在本来の姿の中有)〉)
第2巻 シパ・バルドゥ〈再生へ向かう迷いの状態の中身〉(輪廻する迷いの存在;再生のプロセス)
第3巻 付属の祈願の文書(『諸仏・諸菩薩による守護を祈願する文』;『バルドゥの根本詩句〈六詩句〉』;『バルドゥの難関からの脱出を祈願する文』;『バルドゥの恐怖からの守護を祈願する文』)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

里のフクロウ

2
チベット仏教の経典である。死んだ瞬間から49日間の輪廻の階梯的世界とその階梯に応た解脱のための経である。人は死しても意識は生き続け生前の「業」に応じて輪廻をさ迷い苦しむこととなる。定めでもある輪廻の階梯に応じた浄土への道標となる経典が示される。湯浅泰雄「身体論 東洋的心身論と現代」に啓発され思想的源泉とされる経典を手にした。この経典で強く認識させられるのは「意識の実在」と「意識の永遠性」そして万人が仏になれるという精神の世俗性であリ、これが当然とされるその思想性に西洋哲学との根源的違いを見る思いがした。2017/06/19

鮎川玲治

1
脚注や解説などが細かくついており、訳も含めて全体的におおえまさのり版『チベットの死者の書』よりも専門的。2014/07/30

いまあの

0
1996/11/24に読了。

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