ちくまプリマー新書
「無言館」にいらっしゃい

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  • サイズ 新書判/ページ数 122p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480687401
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0295

内容説明

何も語らないけど、たくさんの言葉があふれている。「無言館」は、そんな美術館です。戦没画学生の描いた絵は静かに、生き生きと私たちの心に迫ってきます。

目次

「無言館」ってどんな美術館?
戦争で死んじゃった画学生たち
画学生の描いた絵ってどんな絵?
画学生が伝えたかったこと
なぜ、戦争に行ったの?
人間には命が二つある
だから、命は大切なんだ
何のために勉強するの?
戦没画学生って超カッコイイ!
戦争はどうして起こるの?
ずっと平和だといいね
「無言館」にいらっしゃい

著者等紹介

窪島誠一郎[クボシマセイイチロウ]
1941年東京に生まれる。印刷工、店員、酒場経営などを経て、1964年東京世田谷に小劇場の草分け「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立。1979年長野県上田市に夭折画家の素描を展示する「信濃デッサン館」を創設、97年隣接地に戦没画学生慰霊美術館「無言館」を開設。『「無言館」ものがたり』(第46回産経児童出版文化賞受賞・講談社)などの著書がある。「無言館」の活動により第53回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二戸・カルピンチョ

11
出張授業の原稿みたいだった。別のを読んでみたいと思う。2023/03/30

菱沼

2
「無言館」と、隣接する「信濃デッサン館」に行った。「命」を失った若者たちが残していった「生命」の、力強さ。「わたしたちがそうした(自分の考えで行動し、生きてゆく権利)『自由』を失い、一部の人々の権力や国の方針によって世の中が動いてゆくときに、悲しい『戦争』が起こってしまうのではないでしょうか」と、この本の中で窪島誠一郎さんは言う。日本は悲しい国になった。でも、あきらめないでいよう。2015/09/19

wattann

2
読みやすく、圧倒される。2012/06/09

かおりんご

2
この夏、小学校高学年向けの課題図書で、無言館について知った。この本は、もう少し詳しく無言館や戦没画学生について書かれている。内容的には、小学校高学年から中学生向き。戦争や勉強することについて、書かれている。2009/09/07

Hiroki Nishizumi

1
「愛するもの」を持つことは素晴らしい。自分は絵は描かないが、この言葉に励まされた。2021/05/14

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