出版社内容情報
北海道の亜寒帯林から沖縄の亜熱帯林まで四季折々の美しい森を訪ねた著者がグローバルな視点で日本の森林文化を見つめた1冊
内容説明
北海道の亜寒帯林から沖縄の亜熱帯林まで、森林文化を見つめ木と対話してきた著者が案内する。美しい日本の森の四季に出会う旅。好評『森の旅森の人』が軽装版になって登場!「森を旅する」現地コース案内の改訂版を収録。
目次
1月 飛騨・高山―飛騨の匠は生きているか
2月 京都・北山―伝統の北山杉、その未来を担う
3月 西表島―亜熱帯の森のトライアル
4月 九州・宮崎―照葉樹林文化の「今」を訪ねて
5月 朝日連峰―ブナの森の自然観察
6月 上高地―大人が親しむ観光の森
森に暮らす―対談 倉本聰・稲本正
7月 若狭‐富山―護りたい海岸線の樹林
8月 紀伊・吉野―森から生まれた宗教
9月 富良野・津別―自然を愛でる理想の林業
10月 白神山地―マタギの里は「水」の森
11月 屋久島―地球に残したい“森林博物館”
12月 東京―森は都会につながっている
著者等紹介
稲本正[イナモトタダシ]
工芸家。1945年富山県生まれ。立教大学に勤務後、1974年に工芸村「オークヴィレッジ」(岐阜県高山市清見町)を創設。お椀から建築まで幅広い工芸を展開する一方、植林活動を行い地球環境における森林生態系の重要性を発言し続ける。現在、日本環境教育フォーラム常務理事、トヨタ白川郷自然學校校長などを務める
姉崎一馬[アネザキカズマ]
写真家。1948年東京都生まれ。幼少時代を北海道で過ごし、東京農業大学農学部卒業。写真家の冨成忠夫氏に師事。森林や樹木を中心とした自然を撮影。1973年に子どものための自然教室の活動を始め、現在は山形県の朝日連峰山麓に自宅開放型の施設を作り、全国の子どもたちが参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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yamakujira