内容説明
薩摩藩から将軍家へ。激動の幕末、政略結婚に利用されたはずの人生は、幕府崩壊という多難のなか一転する。徳川家を護るという新たな使命のため、生き生きと自らの意思で進み始める。史料から浮かび上がる篤姫の生涯。
目次
島津斉彬と篤姫
2 将軍家と島津家の婚姻関係
3 浄岸院竹姫―島津家に嫁した将軍の養女
4 天璋院篤姫
5 和宮と天璋院
6 幕府の崩壊と徳川家
著者等紹介
徳永和喜[トクナガカズノブ]
1951年鹿児島県に生まれる。九州大学大学院人文科学府歴史空間論専攻日本史学分野修了。博士(文学)。鹿児島県立高校教諭を経て、現在鹿児島県歴史資料センター黎明館調査史料室長。『鹿児島県史料』の幕末維新史料編纂業務に携わる。鹿児島大学非常勤講師を兼ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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