感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キキ
4
なんという読み応え！！のべ25名もの専門家が、それぞれの視点から、各エピソードを掘り下げて執筆しているので、時系列があちこち前後してしまう。再読する際には、ゆっくり、のんびり、少しずつ読んだほうが良さそうだ。和宮の遺体に左手首の骨がなかったことや、家茂の柩に納められていた一束の髪の毛が和宮のものではなかったこと、など、驚きの連続！何より写真が満載で、大久保利通の顔がイメージと違うのには驚いた。これは、私の知っている大久保利通じゃない！！(笑)2016/09/22
でおでお
1
徳川家定、徳川家茂、島津斉彬、孝明天皇がもう少し長く生きていたら日本の歴史はどうなっていたか。篤姫、和宮が夫の死後、実家に帰らず徳川家に尽くそうとする心情を書いてくれていないので小説に頼る他ない。慶喜の大坂逃亡、江戸での命乞いのグズグズぶりには呆れる。公家の名前の読み難さに閉口した。2007/11/18
