島津久光と明治維新―久光はなぜ討幕を決意したのか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404029959
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

幕末薩摩の台風の眼、島津久光はじめての伝記。

目次

第1章 生い立ちとお由羅騒動
第2章 藩主斉彬と久光
第3章 陪臣久光前代未聞の率兵東上
第4章 生麦事件と薩英戦争
第5章 尊攘激派の進出と久光への期待
第6章 長州藩をめぐって―対立から協力へ
第7章 四侯会議と武力対決路線への転換
第8章 討幕出兵と戊辰戦争
第9章 久光と維新政権―久光の建白
第10章 西南戦争と久光
第11章 久光の余生とその死

著者等紹介

芳即正[カンバシノリマサ]
1915年鹿児島県生まれ(本籍・大分県)。東京大学文学部国史学科卒業。鹿児島女子高校長、玉竜高校長、鹿児島県立図書館長、鹿児島県立短大教授、鹿児島純心女子短大教授、尚古集成館長を経て、現在、鹿児島県歴史資料センター黎明館史料編纂顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaboko

2
西郷人気に比例するように嫌われ度の高い久光様を再評価しようよ本。久光の生涯を全般的に抑えつつ、内容は久光ベタ褒めなので少々割り引いてあげないと西郷と大久保が可哀相かもw でも西郷と大久保は他の本でいっぱい褒められすぎているからまあいいか、という気もします。久光クラスタにオスススメの一冊。2012/01/21

ぎゅうどん

0
寺田屋事件、生麦事件、薩英戦争、八月十八日の政変などの幕末の重大事件の背景には島津久光の姿があり、幕末維新期の最も重要な人物の一人であることを改めて認識しました。挙藩一致の体制をつくり、西郷隆盛や大久保利通たちは久光の意向を指針として行動し、もし久光の意向と異なる行動をした場合には久光が国元に呼び戻した、というエピソードが印象的でした。今後さらに久光公の研究が発展していくことを楽しみにしております。2023/02/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/39541
  • ご注意事項