出版社内容情報
構造主義を超えるどんな社会科学方法論もまだ登場していない,と言い切る著者は,本書で構造主義の有効性を確かめさらに一層洗練させようとはかる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takeapple
12
これも卒論の参考文献にしたやつ。上野千鶴子は、フェミニストというより若手の人類学や社会学の研究者というイメージが強かった。「セクシィ・ギャルの大研究」なんてベストセラーだった。構造主義人類学とかモースとか記号論とかまた読んでみたくなった。2021/06/20
ふみ
11
実は上野さんの著作で印象に残ってるのはこの1冊です。なんのこっちゃ分からんでググりつつめためた苦労して読んだ。大学生の頃、教科書以外でマトモに読んだ本はこれくらいかもしれない。でも、知ってます?ここ数年の高校の教科書ではレヴィ・ストロースってほんの3行で纏められてんだってさ(笑)
リカステ
6
浅く速く、興味の向くところや理解できるところを中心に読んだ。異常の通文化分析とかその辺りは好き。2017/09/25
ほ
0
上野節は好きだけどこれは頭が痛い.5章でバーガーが好きになった.読んだことないけど.2011/11/25